羽賀祥二 /編   -- 吉川弘文館 -- 2018.3 -- 22cm -- 309p

資料詳細

タイトル 近代日本の歴史意識
著者名等 羽賀祥二 /編  
出版 吉川弘文館 2018.3
大きさ等 22cm 309p
分類 210.01
件名 日本史学-歴史-1868~1945 , 歴史観-日本-歴史-1868~1945
著者紹介 1953年岐阜県に生まれる 1979年名古屋大学文学研究科博士後期課程中退 現在名古屋大学大学院人文学研究科教授 〔主要著書〕『明治維新と宗教』(筑摩書房、1994年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『自由党史』の編纂方針と記述の変容 中元崇智著. 一九一〇年代の自治体史編纂と「史料」 木村慎平著. 象徴天皇制と歴史意識 河西秀哉著. 郷土意識とジェンダー 宮崎千穂著. 中国における戦争記憶の構築について 王暁葵著. 「近現代歴史学」の画期と連続 後藤致人著. 津和野藩における藩祖祭祀と神格化 岸本覚著. 水戸藩史料の編纂と徳川斉昭の贈位 石井裕著. 元寇殉難者贈位と近代日本 石川寛著. 大正期における楠公夫人顕彰と女子教育 住友元美著. 一九三〇年代における歴史顕彰と神社創建 橋本紘希著. 南朝への視線 羽賀祥二著
要旨 数え切れない日常のわずかな出来事が記憶され、時には忘れられた出来事が掘り起こされる。こうした記憶と「記念」に関する問題、それを促した歴史意識を多様な素材を通じて検討。近代日本の歴史意識や郷土意識を論じた十二本の論考を、「史家と歴史イメージ」「由緒と顕彰」の二部に編成する。近現代日本において、「歴史」が果たした役割を考察する。
目次 第1部 史家と歴史イメージ(『自由党史』の編纂方針と記述の変容;一九一〇年代の自治体史編纂と「史料」―『名古屋市史』編纂事業を事例として;象徴天皇制と歴史意識;郷土意識とジェンダー―長崎の“対岸”稲佐の歴史的空間化と“稲佐お栄”;中国における戦争記憶の構築について―「抗日戦争」の表象を中心に;「近現代歴史学」の画期と連続);第2部 由緒と顕彰(津和野藩における藩祖祭祀と神格化;水戸藩史料の編纂と徳川斉昭の贈位―明治期における水戸藩の顕彰;元寇殉難者贈位と近代日本;大正期における楠公夫人顕彰と女子教育;一九三〇年代における歴史顕彰と神社創建;南朝への視線―王政復古の歴史意識)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03874-4   4-642-03874-4
書誌番号 1113571050

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