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【図書】 遠藤周作論

「歴史小説」を視座として -- 近代文学研究叢刊 --
長濵拓磨 ／著   -- 和泉書院 -- ２０１８．２ -- ２２ｃｍ -- ４９７ｐ

資料詳細

タイトル 遠藤周作論
副書名 「歴史小説」を視座として
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 長濵拓磨 ／著  
出版 和泉書院 ２０１８．２
大きさ等 ２２ｃｍ ４９７ｐ
分類 910.268
個人件名 遠藤　周作
注記 文献あり　索引あり
著者紹介 １９６７年、鹿児島県生れ。神戸大学大学院博士課程後期課程単位取得退学。博士（文学）。韓国の韓東大学、清州大学を経て、２００３年より京都外国語大学に勤務。現在は、同大学教授。遠藤周作学会運営委員、日本キリスト教文学会関西支部運営委員、同会役員。共著：『作品論　遠藤周作』（双文社出版、２０００年）ほか（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：序論．　遠藤周作初期作品のエクリチュール．　遠藤周作論．　『黄色い人』論．　『海と毒薬』論．　「弱者」の形象．　遠藤文学における〈ペドロ岐部〉．　１　『留学』『沈黙』を中心として．　『沈黙』論．　遠藤文学における小西行長．　１　『ユリアとよぶ女』を中心として．　遠藤文学における小西行長．　２　鉄の首枷－小西行長伝．　遠藤文学における〈ペドロ岐部〉．　２　『メナム河の日本人』から『王国への道』まで．　『侍』論．　１　ベラスコの視点をめぐって．　『侍』論．　２　フィクションの内実について．　『女の一生』論．　遠藤文学における小西行長．　３　宿敵．　「人間」を追求する歴史小説．　『王の挽歌』論．　遠藤文学における〈ペドロ岐部〉．　３　『女』を中心として．　結論
内容紹介 「海と毒薬」「沈黙」「侍」「深い河」など、キリスト教文学に圧倒的な一時代を築き、根強い人気をほこる作家・遠藤周作の文学を「歴史小説」の視点から見直した論集。詳細な遠藤周作研究参考文献目録（１９４７―２０１６）を収載。
要旨 「海と毒薬」「沈黙」「侍」「深い河」など、キリスト教文学に圧倒的な一時代を築き、根強い人気をほこる作家・遠藤周作の文学を「歴史小説」の視点から見直した意慾的な論集。詳細な遠藤周作研究参考文献目録（１９４７‐２０１６）収載。
目次 序論；第１部　「歴史小説」への序章―「トポス」をめぐる「手記」（遠藤周作初期作品のエクリチュール―「手記」をめぐって；遠藤周作論―“劇”を生成するトポス　ほか）；第２部　「歴史小説」―「切支丹物」の世界（「弱者」の形象―二つの系譜をめぐって；遠藤文学における“ペドロ岐部”（一）―『留学』『沈黙』を中心として　ほか）；第３部　「歴史小説」―「評伝」の世界（遠藤文学における小西行長（二）―『鉄の首枷―小西行長伝』；遠藤文学における“ペドロ岐部”（二）―『メナム河の日本人』から『王国への道』まで　ほか）；第４部　「歴史小説」―「歴史群像」の世界（『女の一生』論―多層的な二項対立の世界；遠藤文学における小西行長（三）―『宿敵』　ほか）；結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0865-8　　 4-7576-0865-9
書誌番号 1113571799

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