研究叢書 --
田中巳榮子 /著   -- 和泉書院 -- 2018.2 -- 22cm -- 390p

資料詳細

タイトル 近世初期俳諧の表記に関する研究
シリーズ名 研究叢書
著者名等 田中巳榮子 /著  
出版 和泉書院 2018.2
大きさ等 22cm 390p
分類 811.25
件名 訓点 , 日本語-表記法-歴史-江戸初期 , 俳諧-歴史-江戸初期
注記 索引あり
著者紹介 1941年大阪府に生れる。2013年関西大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在関西大学東西学術研究所非常勤研究員。専攻 近世表記史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:本書の目的と構成. 『紅梅千句』における振り仮名. 『軒端の独活』と『江戸宮笥』の表記. 『正章千句』の振り仮名. 『宗因七百韻』と『七百五十韻』の表記. 『江戸八百韻』に見える「やさし」の用法. 『當流籠抜』における「悶る」について. 『江戸八百韻』に見える「〓」の訓みについて. 『西鶴五百韻』の用字. 『紅梅千句』に見える「ふためく」について. 近世初期俳諧における音象徴語. 本文中の語頭に「お」「を」が付く仮名表記語. 振り仮名の語頭の「オ」「ヲ」の仮名遣い. 本書の結論と今後の課題
内容紹介 多様な表記史の資料中、未開拓の俳諧を文字領域として、漢字表記と振り仮名の関係や機能、特殊な用字、音象徴語、定家仮名遣の使用、節用集との比較等、近世初期、蕉風成立以前の俳諧集の表記の実態を明らかにする。
要旨 振り仮名は、なぜ付されたのか―多様な表記史の資料中、未開拓の俳諧を文字領域として、漢字表記と振り仮名の関係や機能、特殊な用字、音象徴語、定家仮名遣の使用、節用集との比較等、近世初期、蕉風成立以前の俳諧集の表記の実態を明らかにした。今後の表記研究の便宜に資することを期待して、「10俳諧集における振り仮名を付す語」他を資料編として収載。
目次 序章 本書の目的と構成;第1章 振り仮名が付される漢字表記語と表記形態(『紅梅千句』における振り仮名;『軒端の独活』と『江戸宮笥』の表記 ほか);第2章 近世初期俳諧の用字・用語考証(『江戸八百韻』に見える「やさし」の用法―「婀娜」「艶し」について;『當流籠抜』における「悶る」について ほか);第3章 仮名遣いから見た近世初期俳諧集―語頭に「お(オ)」「を(ヲ)」が付く語について(本文中の語頭に「お」「を」が付く仮名表記語―定家仮名遣を通して;振り仮名の語頭の「オ」「ヲ」の仮名遣い);終章 本書の結論と今後の課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0867-2   4-7576-0867-5
書誌番号 1113572125
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113572125

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 811.2 一般書 利用可 - 2071225790 iLisvirtual