貧困の固定化をどう回避するか --
樋口美雄 /著, 石井加代子 /著, 佐藤一磨 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2018.3 -- 22cm -- 222p

資料詳細

タイトル 格差社会と労働市場
副書名 貧困の固定化をどう回避するか
著者名等 樋口美雄 /著, 石井加代子 /著, 佐藤一磨 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2018.3
大きさ等 22cm 222p
分類 366.21
件名 労働市場-日本 , 貧困-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【樋口美雄】慶應義塾大学商学部教授。1952年生まれ。80年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。16年、紫綬褒章受章。慶応義塾・福澤賞受賞。主著『日本経済と就業行動』東洋経済新報社、1991年、日経・経済図書文化賞受賞ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本の所得格差は拡大したのか 樋口美雄著 石井加代子著 佐藤一磨著. 労働市場はどう変わったか 樋口美雄著 佐藤一磨著. 非正規労働者の増加は所得格差を拡大させたのか 石井加代子著 樋口美雄著. 非正規労働者の賃金引き上げに何が有効か 樋口美雄著. リーマン・ショックは所得格差にどのような影響を与えたか 樋口美雄著 石井加代子著 佐藤一磨著. 所得格差は医療サービスのアクセスビリティに影響しているか 石井加代子著. 時間貧困・経済貧困は生活の質と健康にどう影響しているか 石井加代子著 浦川邦夫著. 教育は所得階層の固定化をもたらしているか 樋口美雄著 萩原里紗著
要旨 「一億総中流」時代が去り、日本でも所得、資産はもとより就業機会、教育から時間貧困、健康に至るまで、格差が拡がっている。新たなパネルデータを使ってこの主因を解明し、不平等の拡大と固定化をストップさせるための方策を「雇用モデルの変容」「最低賃金や能力開発支援等の積極的雇用政策」「教育の機会均等」「税や社会保険・社会保障給付」など労働経済学の視点から分析する本格的研究。
目次 第1章 日本の所得格差は拡大したのか―固定化が進んでいるのか;第2章 労働市場はどう変わったか―各国における雇用・就業率・失業率・生産性・賃金格差の変化とわが国の特徴;第3章 非正規労働者の増加は所得格差を拡大させたのか;第4章 非正規労働者の賃金引き上げに何が有効か―最低賃金、同一労働・同一賃金、無期転換、能力開発支援;第5章 リーマン・ショックは所得格差にどのような影響を与えたか―景気変動と有配偶世帯の所得格差;第6章 所得格差は医療サービスのアクセスビリティに影響しているか;第7章 時間貧困・経済貧困は生活の質と健康にどう影響しているか;第8章 教育は所得階層の固定化をもたらしているか―求められる教育の機会均等諸施策
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2507-9   4-7664-2507-3
書誌番号 1113572395
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113572395

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