〈詩の危機〉からホロコーストへ --
細見和之 /著   -- 岩波書店 -- 2018.3 -- 20cm -- 310p

資料詳細

タイトル 「投壜通信」の詩人たち
副書名 〈詩の危機〉からホロコーストへ
著者名等 細見和之 /著  
出版 岩波書店 2018.3
大きさ等 20cm 310p
分類 902.1
件名 詩人-ヨーロッパ-歴史-19世紀 , 詩人-ヨーロッパ-歴史-20世紀 , 反ユダヤ人主義
著者紹介 1962年生まれ.1991年,大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了.現在京都大学大学院人間・環境学研究科教授.ドイツ思想専攻.詩人.大阪文学学校校長.著書に『アドルノ-非同一性の哲学』(講談社,1996年)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:エドガー・ポーと美的仮像. ステファヌ・マラルメと「絶対の書」. ポール・ヴァレリーとドレフュス事件. T・S・エリオットと反ユダヤ主義. イツハク・カツェネルソンとワルシャワ・ゲットー. パウル・ツェランとホロコースト. 上 「死のフーガ」をめぐって. パウル・ツェランとホロコースト. 下 「エングフュールング」をめぐって
内容紹介 19世紀半ばのポーから20世紀後半のツェランまで、ヨーロッパには、「投壜通信」をモティーフとした詩人たちの系譜があった。彼らはいかに現実と対峙し、詩を解き放ったのか。言語の壁を越えて展開し、西洋近代文学史に新たな補助線を引く画期的論考。
要旨 難破船から放たれた壜詰の手記―。一九世紀半ばのポーから二〇世紀後半のツェランまで、ヨーロッパには、この「投壜通信」をモティーフとした詩人たちの系譜があった。「西洋の没落」という嵐のもと、反ユダヤ主義の潮流が渦巻くなか、彼らはいかに現実と対峙し、詩を解き放ったのか。言語の壁を越えて展開し、西洋近代文学史に新たな補助線を引く画期的論考。
目次 第1章 エドガー・ポーと美的仮象;第2章 ステファヌ・マラルメと「絶対の書」;第3章 ポール・ヴァレリーとドレフュス事件;第4章 T.S.エリオットと反ユダヤ主義;第5章 イツハク・カツェネルソンとワルシャワ・ゲットー;第6章 パウル・ツェランとホロコースト(上)―「死のフーガ」をめぐって;第7章 パウル・ツェランとホロコースト(下)―「エングフュールング」をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061255-5   4-00-061255-7
書誌番号 1113572675
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113572675

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 902.1 一般書 利用可 - 2059119403 iLisvirtual
中央 書庫 902.1/27 一般書 利用可 - 2064042060 iLisvirtual
公開 Map 902 一般書 利用可 - 2059866047 iLisvirtual