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【図書】 ライシテから読む現代フランス

政治と宗教のいま -- 岩波新書　新赤版 --
伊達聖伸 ／著   -- 岩波書店 -- ２０１８．３ -- １８ｃｍ -- ２４３ｐ

資料詳細

タイトル ライシテから読む現代フランス
副書名 政治と宗教のいま
シリーズ名 岩波新書　新赤版
著者名等 伊達聖伸 ／著  
出版 岩波書店 ２０１８．３
大きさ等 １８ｃｍ ２４３ｐ
分類 316.2
件名 宗教と政治－フランス
注記 文献あり
著者紹介 １９７５年仙台市生まれ。東京大学文学部卒業。フランス国立リール第三大学博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）　現在－上智大学外国語学部フランス語学科准教授　専攻－宗教学・フランス語圏地域研究　著書－『ライシテ，道徳，宗教学』（勁草書房）ほか（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 政治と宗教、共生と分断のはざまで揺れているフランス。２０１７年大統領選挙の主要争点ともなったライシテとは何か。歴史の中で多様なあり方をしてきたライシテが、現在においても多面的な複合体であることを示す。
要旨 数々のテロ事件を受け、フランスはいま、政治と宗教、共生と分断のはざまで揺れている。国内第二の宗教であるイスラームとの関係をめぐり、二〇一七年大統領選挙の主要争点ともなったライシテとは何か。憲法一条が謳う「ライックな（教育などが宗教から独立している、非宗教的な、世俗の）共和国」は何を擁護しうるのか。
目次 序章　共生と分断のはざまのライシテ（揺れる共和国―テロ事件と大統領選挙から；なぜ、いまライシテなのか）；第１章　ライシテとは厳格な政教分離のことなのか（分離から承認へ；右傾化と治安の重視；同性婚反対運動とカトリック　ほか）；第２章　宗教的マイノリティは迫害の憂き目に遭うのか（シャルリ・エブド事件からヴォルテールの『寛容論』へ；カラス事件とプロテスタント；ドレフェス事件とユダヤ人　ほか）；第３章　ライシテとイスラームは相容れないのか（ヴェールを被る理由、被らない理由；フェミニズムとポストコロニアリズム；「原理主義」と括られる潮流　ほか）；終章　ライシテは「フランス的例外」なのか（ライシテを「脱フランス化」する；日本のライシテ）
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431710-4　　 4-00-431710-X
書誌番号 1113574711
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113574711

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