フランス美術界からネグリチュードへ --
柳沢史明 /著   -- 水声社 -- 2018.3 -- 22cm -- 371p

資料詳細

タイトル 〈ニグロ芸術〉の思想文化史
副書名 フランス美術界からネグリチュードへ
著者名等 柳沢史明 /著  
出版 水声社 2018.3
大きさ等 22cm 371p
分類 702.4
件名 黒人芸術-歴史
注記 欧文タイトル:Histoire de 〓《art negre》
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1979年、長野県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院助教。専攻、美学芸術学、近現代芸術史。主な著書に『異貌のパリ1919-1939―シュルレアリスム、黒人芸術、大衆文化』(共著、水声社、2017年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:思想文化史のなかの「ニグロ芸術」. 「未開芸術」と西欧文明. 「ニグロ〈芸術〉」を語る主体. 古さと起源. 人種理論における芸術と黒人. 植民地行政と「新しいニグロ芸術」. 「ニグロ絵画」の誕生. ハーレム・ルネサンスにおけるアフリカ芸術. アメリカからフランス領植民地地域へ. サンゴールにおける「ニグロの魂」と「ニグロ芸術」. 「ニグロ芸術」と脱植民地化. 「未開芸術」の再考へ向けて
要旨 フランス美術界で創出され、文化史上のトピックとなった“ニグロ芸術”。間大陸的な文化摩擦を被ってきたこの概念は一方で、ハーレム・ルネサンスやネグリチュードといった黒人文化運動において自らのアイデンティティを示す「抵抗のための武器」にもなりえた…。同時代の文脈から諸言説を読み解き、支配と抵抗の歴史を反省的に再構築する。
目次 思想文化史のなかの「ニグロ芸術」;第1部 「ニグロ芸術」の創出と変化(「未開芸術」と西欧文明;「ニグロ(芸術)」を語る主体);第2部 「古さ」と「新しさ」をめぐる言説(古さと起源;人種理論における芸術と黒人―エリー・フォールによるゴビノー解釈;植民地行政と「新しいニグロ芸術」―ジョルジュ・アルディ ほか);第3部 同意と拒絶をめぐる言説(ハーレム・ルネサンスにおけるアフリカ芸術;アメリカからフランス領植民地地域へ―伝播する「リズム」;サンゴールにおける「ニグロの魂」と「ニグロ芸術」 ほか);「未開芸術」の再考へ向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0330-9   4-8010-0330-3
書誌番号 1113575346
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113575346

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