ヨーロッパにおける「公共史」の試み --
剣持久木 /編   -- 岩波書店 -- 2018.3 -- 22cm -- 213p

資料詳細

タイトル 越境する歴史認識
副書名 ヨーロッパにおける「公共史」の試み
著者名等 剣持久木 /編  
出版 岩波書店 2018.3
大きさ等 22cm 213p
分類 201
件名 歴史教育-ヨーロッパ , 歴史観 , 教科書-ヨーロッパ
著者紹介 1961年生。静岡県立大学国際関係学部教授.フランス現代史.『記憶の中のファシズム―「火の十字団」とフランス現代史』(講談社選書メチエ,2008).(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:歴史認識問題から公共史へ 剣持久木著. 映像の中での公共史 剣持久木著. ドイツ現代史の記述と表象 川喜田敦子著. 証言と歴史を書き記すこと アネット・ヴィヴィオルカ著 安原伸一朗訳. ポーランド現代史における被害と加害 吉岡潤著. 日本における博物館展示と戦争の痕跡 ファブリス・ヴィルジリ著 剣持久木訳. 第一次世界大戦の博物館展示 ステファン・オードワン=ルゾー著 末次圭介訳. ヨーロッパ国境地域における戦争の記憶と博物館 西山暁義著. ドイツにおける対外文化政策としての歴史対話 近藤孝弘著
内容紹介 国内外で歴史認識をめぐる分断が絶え間なく生じ続けるなか、歴史学はどのように現実にコミットしうるのか。ヨーロッパで歴史認識の分断を越境するために積み重ねられてきた、博物館やテレビドラマ、歴史教科書などの公共史の試みを紹介し、その可能性を探る。
要旨 「慰安婦」問題をはじめ、国内外で歴史認識をめぐる分断が絶え間なく生じ続けるなか、歴史学はどのように現実にコミットしうるのだろうか―ナチズムや戦争責任などをめぐり日本と同様の問題を抱えてきたヨーロッパで、歴史認識の分断を越境するために積み重ねられてきた、博物館やテレビドラマ、歴史教科書などの公共史の試みを紹介し、その可能性を探る。
目次 歴史認識問題から公共史へ;第1部 タテの公共史(映像の中での公共史―「フランスの村」にみる占領期表象の現在;ドイツ現代史の記述と表象―「ジェネレーション・ウォー」から考える歴史認識の越境化の諸相;証言と歴史を書き記すこと―ショアーの表象をめぐって;ポーランド現代史における被害と加害―歴史認識の収斂・乖離と歴史政策;日本における博物館展示と戦争の痕跡);第2部 ヨコの公共史(第一次世界大戦の博物館展示―ペロンヌ大戦歴史博物館(ソンム県)の事例;ヨーロッパ国境地域における戦争の記憶と博物館―アルザス・モーゼル記念館を例に;ドイツにおける対外文化政策としての歴史対話―一九七〇年代の国際教科書研究所をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022301-0   4-00-022301-1
書誌番号 1113576612
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113576612

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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