金田章裕 /編   -- 吉川弘文館 -- 2018.4 -- 22cm -- 412p

資料詳細

タイトル 景観史と歴史地理学
著者名等 金田章裕 /編  
出版 吉川弘文館 2018.4
大きさ等 22cm 412p
分類 291.013
件名 景観地理 , 日本-歴史地理
著者紹介 1946年 富山県に生まれる。1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在 京都大学名誉教授、博士(文学)。京都府立京都学・歴彩館館長。主要著書『古代荘園図と景観』(東京大学出版会、1998年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:景観史の視座 金田章裕著. 古代美濃国本巣・席田両郡の景観復原の一齣 田島公著. 境界表示としての牓示の確立 堀健彦著. 地名「カリヤド」と渡河の景観 青山宏夫著. 中近世移行期における地域構造の変化と港町の景観 山村亜希著. 港湾空間におけるボトルネック構造 南出眞助著. 琵琶湖疏水を利用した山科区安朱の池泉庭園群の形成 佐野静代著. 「ところ富士」の誕生 門井直哉著. 屋島合戦の顕彰 上杉和央著. 昭和一〇年の朝鮮八景選定 米家泰作著. 景観史と民俗地理学の接点 今里悟之著. 東日本大震災被災地の景観変遷と災害対策案 溝口常俊著. OUVは何処にある? 鈴木地平著. 景観史を振り返る J・M・パウエル著 米家泰作訳. 一八四八~一九一四年のフランスの景観における音楽堂のイコノグラフィ アラン・R・H・ベイカー著 上杉和央訳. オーストラリアの景観と金田章裕 デニス・ラムリー著 門井直哉訳
内容紹介 「景観史」とは、ものいわぬ景観がもつ機能や役割をすくい取り、織り込まれた社会秩序や歴史の重みに留意して、歴史的空間を描く学問的営みである。編者に賛同する研究者による具体的な研究例や問題提起の論考を収め、歴史地理学の可能性に挑む。
要旨 歴史地理学において過去の景観を復原し、変化を追跡することは基礎的な作業である。ここで主張される「景観史」とは、ものいわぬ景観がもつ機能や役割をすくい取り、織り込まれた社会秩序や歴史の重みに留意して、歴史的空間を描く学問的営みである。編者に賛同する研究者による具体的な研究例や問題提起の論考を収め、歴史地理学の可能性に挑む。
目次 景観史の視座;1 景観史をたどる(古代美濃国本巣・席田両郡の景観復原の一齣―船来山南麓に屯倉の存在の可能性を探る;境界表示としての〓(ホウ)示の確立―中世荘園の景観史を考えるために ほか);2 景観史の構造(中近世移行期における地域構造の変化と港町の景観―出羽酒田を事例として;港湾空間におけるボトルネック構造―水と陸との景観史試論 ほか);3 景観史と文化(「ところ富士」の誕生;屋島合戦の顕彰 ほか);4 景観史と現代(景観史と民俗地理学の接点―平戸島大志々伎集落を事例として;東日本大震災被災地の景観変遷と災害対策案 ほか);5 景観史の交わり(景観史を振り返る;一八四八~一九一四年のフランスの景観における音楽堂のイコノグラフィ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04648-0   4-642-04648-8
書誌番号 1113576743
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113576743

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 291.0 一般書 利用可 - 2062183619 iLisvirtual