米ソ関係の中での変容 --
小林昭菜 /著   -- 岩波書店 -- 2018.3 -- 22cm -- 179,40p

資料詳細

タイトル シベリア抑留
副書名 米ソ関係の中での変容
著者名等 小林昭菜 /著  
出版 岩波書店 2018.3
大きさ等 22cm 179,40p
分類 210.75
件名 シベリア抑留 , 太平洋戦争(1941~1945)-捕虜 , ロシア-外国関係-日本-歴史-1945~ , ロシア-外国関係-アメリカ合衆国-歴史-1945~
注記 索引あり
著者紹介 1982年長野県生まれ.法政大学大学院政治学研究科博士課程修了.法政大学非常勤講師.第1回「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」受賞(2016年).主要著作「ドイツ人軍事捕虜の「反ファシスト運動」1941年~1948-「シベリア民主運動」発生のケースと比較して」(熊田泰章編『国際文化研究への道-共生と連帯を求めて』(彩流社,2013年)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 6万人を超える死者を出した「シベリア抑留」の悲劇はなぜ生じたのか。労働力の確保として始まった抑留が、日本の親ソ化を担う人材を育成するプロジェクトへ変容していく過程を明らかにする。
要旨 六万人を超える死者を出した「シベリア抑留」の悲劇はなぜ生じたのか。民主化に伴って明らかにされた膨大なロシア公文書に加え、従来等閑視されてきたGHQ史料を用いながら、枯渇する労働力の確保を目的として始まった抑留が、冷戦の進行の中で、日本の親ソ化を担う人材を育成するプロジェクトへと変容していく過程を明らかにする。
目次 序章 米ソ関係の中で生まれた悲劇(「シベリア抑留」とは;「シベリア抑留者」は捕虜なのか、抑留者なのか ほか);第1章 なぜ日本人将兵は抑留されたのか(極東ソ連軍の満州進攻と関東軍の武装解除;日本人捕虜の総数 ほか);第2章 日本人軍事捕虜の移送と収容所での生活(ドイツ人軍事捕虜と日本人軍事捕虜の交換;日本人軍事捕虜の移送と配置 ほか);第3章 冷戦の中の変容―日本人軍事捕虜の「ソビエト化」(政治教育の始まり;「民主運動」の深化 ほか);第4章 米国から見たソ連の日本人軍事捕虜(「プロジェクト・スティッチ」の記録から浮かび上がる「ソビエト化」の実態;政治教育の最終ステージ―ナホトカ港 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061250-0   4-00-061250-6
書誌番号 1113577150

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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