地域の経験をつなぐ --
藤川賢 /編著, 除本理史 /編著   -- 東信堂 -- 2018.3 -- 21cm -- 206p

資料詳細

タイトル 放射能汚染はなぜくりかえされるのか
副書名 地域の経験をつなぐ
著者名等 藤川賢 /編著, 除本理史 /編著  
出版 東信堂 2018.3
大きさ等 21cm 206p
分類 539.68
件名 放射線障害 , 原子爆弾投下(1945広島市)-被害 , 原子爆弾投下(1945長崎市)-被害 , 原子力災害-日本 , 汚染 , 放射性物質
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【藤川賢】明治学院大学社会学部教授、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。著書に『公害・環境問題の放置構造と解決課程』(共著、東信堂、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:くりかえされる放射能汚染問題 藤川賢著. 「唯一の被爆国」で続く被害の分断 尾崎寛直著. スティグマ経験と「差別の正当化」への対応 堀畑まなみ著. 人形峠ウラン汚染事件裁判の教訓と福島原発事故汚染問題 片岡直樹著. 鳥取の新しい環境運動をたどる 土井妙子著. 茨城県東海村におけるJCO臨界事故と東日本大震災 藤川賢著. 「低認知被災地」における問題構築の困難 原口弥生著. 福島原発事故における被害者の分断 除本理史著. 市民が抱く不安の合理性 除本理史著
内容紹介 広島・長崎での原爆投下をはじめJCO臨界事故や福島第一原発事故など、国内各地で起こった放射能汚染、原子力事故に関する詳細な分析を通して、被害の実態と、被害が過小評価されてきた構造的要因を明らかにする。
要旨 放射能汚染による被害は、その不可視性や晩発性、科学的知見が未確立であることなどによって、これまで過小評価されてきた。また、原爆と原発など事例ごとに経験が分断されやすく、共通の教訓を導き出すのが難しくなっている。本書は、広島・長崎での原爆投下をはじめJCO臨界事故や福島第一原発事故など、国内各地で起こった放射能汚染、原子力事故に関する詳細な分析を通して、被害の実態と、被害が過小評価されてきた構造的要因を明らかにする。過去から学び、同じ轍を踏まないための、まさに時宜を得た研究である。
目次 序章 くりかえされる放射能汚染問題―いかに経験をつないでいくか;第1章 「唯一の被爆国」で続く被害の分断―戦争・原爆から原発へ;第2章 スティグマ経験と「差別の正当化」への対応―長崎・浦上のキリスト教者の場合;第3章 人形峠ウラン汚染事件裁判の教訓と福島原発事故汚染問題;第4章 鳥取の新しい環境運動をたどる―青谷・気高原発立地阻止とウラン残土放置事件から3・11後へ;第5章 茨城県東海村におけるJCO臨界事故と東日本大震災;第6章 「低認知被災地」における問題構築の困難―茨城県を事例に;第7章 福島原発事故における被害者の分断―賠償と復興政策の問題点;終章 市民が抱く不安の合理性―原発「自主避難」に関する司法判断をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1494-7   4-7989-1494-0
書誌番号 1113579923
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113579923

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