新装版 -- Century Books -- 人と作品
小倉脩三 /著, 福田清人 /編   -- 清水書院 -- 2018.4 -- 19cm -- 186p

資料詳細

タイトル 二葉亭四迷
版情報 新装版
シリーズ名 Century Books 人と作品
著者名等 小倉脩三 /著, 福田清人 /編  
出版 清水書院 2018.4
大きさ等 19cm 186p
分類 910.268
個人件名 二葉亭 四迷
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
内容紹介 自分が文学者であることを何よりも嫌悪し、幾度か文学を放棄した二葉亭四迷。「浮雲」「其面影」「平凡」など、数少ない彼の小説は、今もなお色あせることなく我々に感動を与えるが、その背後には、明治の知識人としての深い人間的苦悩があった。
要旨 二葉亭が自らに「くたばってしまえ」と言い放って、ペンネームを「二葉亭四迷」とした、という話はよく知られている。自分が文学者であることを何よりも嫌悪し、幾度か文学を放棄した。しかし、そのようにして書かれた彼の創作、翻訳、評論が、近代日本文学確立のために果たした役割は非常に大きい。また、『浮雲』『其面影』『平凡』等、数少ない彼の小説は、今なお色あせることなく我々に感動を与えるが、その背後には、明治の知識人としての彼の深い人間的苦悩があった。若くして、政治・外交官を志してロシア語を学び、大陸へ渡ること二たび、志のとげられぬままついに旅先で病を得てシンガポールのベンガル洋上で四十六歳の生涯を閉じる。その波瀾多い苦難の生涯は、単に文学者という域にとどまらず、いわば明治という近代文明黎明期の一先駆者の人間記録としても、万人の胸をうつものである。
目次 第1編 二葉亭四迷の生涯(文学への眼覚め;野心と絶望;青春彷徨;生活の嵐の中で;父の死 ほか);第2編 作品と解説(浮雲;其面影;平凡;翻訳および文学論;むすび)
ISBN(13)、ISBN 978-4-389-40126-9   4-389-40126-2
書誌番号 1113580853

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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