講談社選書メチエ --
古田徹也 /著   -- 講談社 -- 2018.4 -- 19cm -- 249p

資料詳細

タイトル 言葉の魂の哲学
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 古田徹也 /著  
出版 講談社 2018.4
大きさ等 19cm 249p
分類 801.01
件名 言語哲学
注記 文献あり 索引あり
注記 サントリー学芸賞・思想・歴史部門(2019年41回)
著者紹介 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授を経て、現在、専修大学准教授。専攻は、哲学・倫理学。「言語」「心」「行為」を手がかりに研究を進める。主な著書に、『それは私がしたことなのか――行為の哲学入門』(新曜社)、訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)、共訳書にコーラ・ダイアモンド編『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』(講談社学術文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「ゲシュタルト崩壊」を扱った中島敦とホーフマンスタールの2編の小説を収録。そのうえで、ウィトゲンシュタインの言語論を検証し、カール・クラウスの言語論を考える。「生きた言葉」とはなにかを明らかにする新しい哲学。
要旨 言葉が表情を失うことがある。たとえば、「今」という字をじっと見つめ続けていると、文字がたんなる線の寄せ集めに見えてくる。「ゲシュタルト崩壊」といわれる現象だ。本書は、中島敦とホーフマンスタールの二編の小説からはじまる。いずれも「ゲシュタルト崩壊」を扱った作品だ。そのうえで、ウィトゲンシュタインの言語論を検証し、カール・クラウスの言語論を考える。「生きた言葉」「魂ある言葉」を考える清新な哲学―。
目次 第1章 ヴェールとしての言葉―言語不信の諸相(中島敦「文字禍」とその周辺;ホーフマンスタール「チャンドス卿の手紙」とその周辺;まとめと展望);第2章 魂あるものとしての言葉―ウィトゲンシュタインの言語論を中心に(使用・体験・理解;言葉の立体的理解;「アスペクト盲」の人は何を失うのか;「言葉は生活の流れなかではじめて意味をもつ」);第3章 かたち成すものとしての言葉―カール・クラウスの言語論が示すもの(クラウスによる言語「批判」;言葉を選び取る責任)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258676-4   4-06-258676-2
書誌番号 1113581302
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113581302

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 801.0 一般書 利用可 - 2062254982 iLisvirtual
磯子 公開 Map 801 一般書 利用可 - 2063180273 iLisvirtual
都筑 公開 801 一般書 貸出中 - 2070544973 iLisvirtual
戸塚 公開 801 一般書 貸出中 - 2064146672 iLisvirtual