声と文字の相克をたどる --
峯真依子 /著   -- 青弓社 -- 2018.4 -- 19cm -- 328p

資料詳細

タイトル 奴隷の文学誌
副書名 声と文字の相克をたどる
著者名等 峯真依子 /著  
出版 青弓社 2018.4
大きさ等 19cm 328p
分類 930.29
件名 アメリカ文学-歴史-19世紀 , アメリカ文学-歴史-20世紀 , 黒人文学-歴史-近代
著者紹介 1974年、大分県生まれ 中央学院大学現代教養学部助教。専攻はアメリカ文学・文化 共著に『衣装が語るアメリカ文学』(金星堂)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:十九世紀の奴隷体験記. 二十世紀の連邦作家計画スレイヴ・ナラティヴ. ラルフ・エリスンとヴァナキュラーな声. アーネスト・J・ゲインズと復活した奴隷たちの声. トニ・モリスン作品の声と文字の問題
内容紹介 南北戦争と1930年代のニューディール期の奴隷体験記を歴史的・社会的な視点から読み解き、文字文化の重要性を浮き彫りにする。そのうえで、20世紀後半のアフリカン・アメリカンの文学を丁寧にたどり、今日的な文学の可能性をも照らし出す。
要旨 法律で読み書きが禁止されていた奴隷制以来、アフリカン・アメリカンにとって識字を得ることは自由と同義だった―。南北戦争前夜と一九三〇年代の奴隷体験記を歴史的・社会的に読み解き、二十世紀後半のアフリカン・アメリカンの文学をたどって、声と文字の緊張関係から文学の可能性を問う。
目次 第1部 声から文字へ(十九世紀の奴隷体験記(読み書き禁止法というトラウマ;演説が活字になる過程 ほか);二十世紀の連邦作家計画スレイヴ・ナラティヴ(ニューディール政策による連邦作家計画;ガイドブック ほか));第2部 文字から声へ(ラルフ・エリスンとヴァナキュラーな声(十九世紀奴隷体験記と『見えない人間』;リテラシーと自由の神話 ほか);アーネスト・J.ゲインズと復活した奴隷たちの声(新・奴隷体験記;再燃した奴隷体験記の代筆の問題 ほか);トニ・モリスン作品の声と文字の問題(『ソロモンの歌』の奇妙な名前をめぐる描写;ユニークな名前に隠された意味 ほか))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-9248-3   4-7872-9248-X
書誌番号 1113587897
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113587897

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中央 5階人文科学 930.2 一般書 貸出中 - 2059860863 iLisvirtual