「縁起」から本質を問う -- ちくま新書 --
宮崎哲弥 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.5 -- 18cm -- 312p

資料詳細

タイトル 仏教論争
副書名 「縁起」から本質を問う
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 宮崎哲弥 /著  
出版 筑摩書房 2018.5
大きさ等 18cm 312p
分類 181.4
件名 縁起(仏教)
著者紹介 1962年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。テレビ、ラジオ、雑誌などを舞台に、政治哲学、生命倫理、仏教論、サブカルチャー分析を主軸とした評論活動を行う。著書に『ごまかさない仏教――仏・法・僧から問い直す』(佐々木閑との共著)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2500年もの歴史をもつ仏教。その始点にして中核と言い得るのが「縁起」なる法則だ。第一級の知識人、仏教学者が縁起をめぐり繰り広げた論争を俎上に載せ、なぜ彼らが虚構を実体視する罠に陥ったのかを検証。仏教の核心を透徹した思考で浮かび上がらせる。
要旨 二千五百年もの歴史をもつ仏教。その始点にして中核と言い得るのが、「縁起」なる法則だ。だが、「これが縁起だ」という定説は、仏教全体としてはいまだ存在していない。本書は、和辻哲郎、三枝充悳といった第一級の知識人、仏教学者が縁起をめぐり繰り広げた論争を俎上に載せ、なぜ彼らが虚構を実体視する罠に陥ったのかを検証。縁起とは何であり、仏教とは何であるかを、透徹した思考で浮かび上がらせた、類例なき書。
目次 第1章 縁起という迷宮(仏教の始点;普遍性の強調―初期仏教の縁起観 ほか);第2章 皮相な論争理解―第一次縁起論争の解剖(上)(和辻哲郎の参戦;偏見のヴェール ほか);第3章 真の対立点へ―第一次縁起論争の解剖(下)(宇井の木村説批判;論じ返す木村泰賢 ほか);第4章 仏教学者たちの戦い―第二次縁起論争の深層(論争を主導した三枝充悳;計四九本の論争文 ほか);第5章 生命主義とポストモダン―仏教の日本近代とその後(仏教は生命讃美の教えにあらず;初期仏教の生命観 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07134-7   4-480-07134-2
書誌番号 1113588787
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113588787

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