渡邊勲 /編集, 坂野潤治 /〔ほか著〕   -- 知泉書館 -- 2018.4 -- 20cm -- 444p

資料詳細

タイトル 三十七人の著者自著を語る
著者名等 渡邊勲 /編集, 坂野潤治 /〔ほか著〕  
出版 知泉書館 2018.4
大きさ等 20cm 444p
分類 201.2
件名 歴史学-日本-歴史-1945~ , 社会科学-歴史 , 東京大学出版会
注記 布装
著者紹介 【渡邊勲】1944年生まれ。元東京大学出版会職員、現在は一路舎として活動。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:頭は「中道」、心は「アカ」で書いた 坂野潤治著. 書かなかったことを、書いておこう 椎名重明著. 通史への異議申し立て 宮地正人著. 若き日の著書とその後の研究成果 神立春樹著. 思えば、あれが旅の始まりだった 横井清著. 大企画を完成させた歴史家たち 峰岸純夫著. 転換期の象徴だった二大シリーズ 深谷克己著. 福沢諭吉の「戦争と平和」 ひろたまさき著. 大陸文化の「日本化」ということ 佐藤宗諄著. 土地占有奴隷制再論 中村哲著. 中央から地方へ、立ち位置の転換 入間田宣夫著. 「エセーニンとマフノ」を思う 和田春樹著. 溜息吐息の止まる間に 笠松宏至著. 出発点としての「アジア的生産様式論争」 原秀三郎著. 現代人の知的関心事であり続ける 城戸毅著. 「かぶれ」から「軽み」の世界へ 山折哲雄著. 非マルクスから親マルクスへ 中村平治著. 主編者として、合宿の功罪を語る 姫田光義著. 日本紡績業史研究の到達点 高村直助著. 近世史研究と都市史 松本四郎著. 孤独な闘いの十年、そして今 権上康男著. 通説的「冷戦史」の修正 油井大三郎著. 駒井正一先生と共に苦闘した日々 阿部治平著. 三十年後の自己書評 増谷英樹著. 今なお生きる三〇年前に作ったテキストたち 竹内誠著 木村茂光著 ほか12編
内容紹介 1960年代から90年代にかけて東京大学出版会で歴史学関連の編集を中心に活躍してきた渡邊勲が、自ら手掛けた37人の著者に現時点で自著をどのように見ているのかを執筆してもらったもの。書物の魅力、書くことの意味に気づく1冊。
要旨 本書は、学術出版界の黄金期とも言うべき1960年代から90年代にかけて東京大学出版会で歴史学関連の編集を中心に活躍してきた渡邊勲氏が、自ら手掛けた37人の著者に現時点で自著をどのように見ているのか、忌憚のない意見や感想を執筆してもらったものです。執筆のきっかけや問題関心、史料探究の苦心、そして当時の学界状況や政治・社会との緊張関係など執筆を取り巻く多彩な環境の中で、書物は如何に誕生したのか。さらに学界で受容されていく経緯やそれへの応答、そして今日における位置づけなど書物の運命にかかわる多くのエピソードが語られています。巻末では編集者により、書物の時代背景や具体的な事情が紹介され、書物誕生の姿が伝わってきます。
目次 第1部 一九七〇年代の「仕事」(頭は「中道」、心は「アカ」で書いた『明治憲法体制の確立』(坂野潤治);書かなかったことを、書いておこう『近代的土地所有』(椎名重明);通史への異議申し立て『日露戦後政治史の研究』(宮地正人) ほか);第2部 一九八〇年代の「仕事」(出発点としての「アジア的生産様式論争」『日本古代国家史研究』(原秀三郎);現代人の知的関心事であり続ける『マグナ・カルタの世紀』(城戸毅);「かぶれ」から「軽み」の世界へ『日本宗教文化の構造と祖型』(山折哲雄) ほか);第3部 一九九〇年代の「仕事」(自著の過去と現在『弥生時代の始まり』(春成秀爾);「未開と文明」論の模索『日本古代の国家と都城』(狩野久);人は歴史とどう向き合って来たのか『歴史と人間について』(小谷汪之) ほか);「三十七人の著者」と共に編集稼業「五十年」(渡邊勲)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86285-274-8   4-86285-274-2
書誌番号 1113589132

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