井上孝夫 /著   -- 東信堂 -- 2018.4 -- 22cm -- 264p

資料詳細

タイトル 金属伝説で日本を読む
著者名等 井上孝夫 /著  
出版 東信堂 2018.4
大きさ等 22cm 264p
分類 388.1
件名 伝説-日本 , 金属
注記 索引あり
著者紹介 1957年生まれ。現在、千葉大学教育学部教授。社会学専攻。[主な著書]『白神山地と青秋林道-地域開発と環境保全の社会学-』(東信堂、1996年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 本質への視点. 鬼伝説の構造. はんどう山と常徳鍛冶. 房総・弘文天皇伝説の背景的世界. 畠山重忠と鉄の伝説. 鹿踊りの起源をめぐる伝説. 石が流れて木の葉が沈む. 国家の主意主義的理論. 郷土の研究とナショナリズム
内容紹介 伝説や信仰には共通して鉄などの金属的要素がみられることに着目し、その妥当性を検証する。「日本的なもの」を創り上げた、伝説と金属の奥深い関係性を説いたユニークな研究である。
要旨 伝説はフィクションか?―伝説・金属・日本ナショナリズムの確かなつながり―。わが国の各地では、河童や鬼などさまざまな地域伝説や信仰が語り継がれてきた。それらは「日本的なもの」を構成する重要な要素であるにも関わらず、脚色の多さなどもあり、社会科学の分野からはこれまで軽視されてきた。本書は、これらの伝説や信仰には共通して鉄などの金属的要素がみられることに着目し、その妥当性を検証する。「日本的なもの」を創り上げた、伝説と金属の奥深い関係性を説いたユニークな研究である。
目次 第1部 方法論―河童と鬼(本質への視点―若尾民俗学の検討をつうじて;鬼伝説の構造);第2部 事例分析(はんどう山と常徳鍛冶―銅でつながる一つの道筋;房総・弘文天皇伝説の背景的世界;畠山重忠と鉄の伝説 ほか);第3部 神話の解体、民話の始原(国家の主意主義的理論;郷土の研究とナショナリズム―厚狭の寝太郎伝説などをめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1443-5   4-7989-1443-6
書誌番号 1113589978

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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中央 4階社会科学 Map 388.1 一般書 利用可 - 2059859857 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 388 一般書 利用可 - 2059909110 iLisvirtual
公開 Map 388 一般書 利用可 - 2059909129 iLisvirtual