筑摩選書 --
大澤聡 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.5 -- 19cm -- 221p

資料詳細

タイトル 教養主義のリハビリテーション
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 大澤聡 /著  
出版 筑摩書房 2018.5
大きさ等 19cm 221p
分類 002.04
件名 学術 , 一般教養
著者紹介 1978年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部准教授。専門はメディア論/思想史。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書に『批評メディア論―戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)、編著に『1990年代論』(河出ブックス)、『三木清教養論集』『三木清大学論集』『三木清文芸批評集』(以上、講談社文芸文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「現場的教養」の時代 鷲田清一述 大澤聡述. 日本型教養主義の来歴 竹内洋述 大澤聡述. 大学と新しい教養 吉見俊哉述 大澤聡述. 全体性への想像力について 大澤聡著
内容紹介 知の下方修正と歴史感覚の希薄化が進み、読書が消滅しかねない今、教養をバージョンアップさせるには何が必要か?しなやかな知性が、教養主義の来歴を問い、現在を照射し、未来を展望する。
要旨 教養が危機に瀕している。お手軽な本が氾濫し、歴史感覚の希薄化が進み、知の下方修正が止まらない。専門家の世界では知のタコツボ化が進み、他分野に無関心な研究者も少なくない。メディア環境が大きく変わるなか、教養主義のバージョンアップには何が必要なのか。気鋭の批評家が竹内洋、吉見俊哉、鷲田清一の諸氏と、教養主義の来歴、未来をめぐって対論。最終章で「来るべき教養」を展望する、比類なき書!
目次 第1章 現代編 「現場的教養」の時代―鷲田清一×大澤聡(リーダー・フレンドリー?;日常のことばで考える;パッシブにならない;コミュニケーション圏の外へ;タコツボ化と総合;のっぺりした世界に歴史性を;アートの新しい活用法);第2章 歴史編 日本型教養主義の来歴―竹内洋×大澤聡(教養主義の起源をめぐって;マルクス主義と日本主義;文学部的なものの盛衰;丸山眞男と吉本隆明;卓越化から平準化へ;研究者の劣化スパイラル;「上から目線」というけれど;文化ポピュリズムの構造);第3章 制度編 大学と新しい教養―吉見俊哉×大澤聡(「いま・ここ」を内破する知;ジャンル混淆性の再帰的設計;とある改革私案;第三の大学の誕生?;フレーム構築力を身につける;専攻の二刀流主義を導入せよ;エンサイクロペディアへの回帰;教養としてのアーカイブ活用);第4章 対話のあとで 全体性への想像力について
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01666-9   4-480-01666-X
書誌番号 1113590488
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113590488

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 002.0 一般書 利用可 - 2059866179 iLisvirtual
磯子 公開 002 一般書 貸出中 - 2059877456 iLisvirtual