「天安門事件」は再び起きるか --
安田峰俊 /著   -- KADOKAWA -- 2018.5 -- 20cm -- 303p

資料詳細

タイトル 八九六四
副書名 「天安門事件」は再び起きるか
著者名等 安田峰俊 /著  
出版 KADOKAWA 2018.5
大きさ等 20cm 303p
分類 222.077
件名 天安門事件(1989)
注記 文献あり
著者紹介 1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。在学中、中国広東省の深圳大学に交換留学。一般企業勤務を経た後、著述業に。アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情について執筆を行っている。著書に『和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人』(角川文庫)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。あの時、中国全土で民主化の声を上げた数百万人の若者は、果たしてどこに行ったのか?中国、香港、台湾、そして日本。60人以上を取材し、世界史に刻まれた事件を抉る大型ルポ。
要旨 一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声を上げていた。世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか?各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、六〇人以上を取材した大型ルポ。語り継ぐことを許されない歴史を忘れ去られる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。
目次 序章 君は八九六四を知っているか?;第1章 ふたつの北京;第2章 僕らの反抗と挫折;第3章 持たざる者たち;第4章 生真面目な抵抗者;第5章 「天安門の都」の変質;第6章 馬上、少年過ぐ;終章 未来への夢が終わった先に
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-106735-2   4-04-106735-9
書誌番号 1113591058
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113591058

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