ロラン・バルト /〔著〕, 石川美子 /訳   -- みすず書房 -- 2018.5 -- 20cm -- 330,9p

資料詳細

タイトル ロラン・バルトによるロラン・バルト
著者名等 ロラン・バルト /〔著〕, 石川美子 /訳  
出版 みすず書房 2018.5
大きさ等 20cm 330,9p
分類 950.28
個人件名 バルト,ロラン
注記 原タイトル:ROLAND BARTHES
注記 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 【ロラン・バルト】フランスの批評家・思想家.1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来,現代思想にかぎりない影響を与えつづけた.1975年に彼自身が分類した段階によれば,(1)サルトル,マルクス,ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論,『現代社会の神話』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス,クリステヴァ,デリダ,ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド,フーリエ,ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『ロラン・バルトによるロラン・バルト』などの著作がある.そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが,その直後,1980年2月25日に交通事故に遭い,3月26日に亡くなった.単行本はすべて,みすず書房から刊行.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 1975年に「永遠の作家叢書」の一冊として刊行された本書は、ただちに大きな反響と驚きを呼びおこすとともに、挑戦的ともいえる斬新な形式が読者を戸惑わせた。その衝撃と影響は大きく、少なからぬ作家が自伝的作品を発表するようになる。それから40年以上がすぎた今、かつてバルトが提示した理論や形式は色あせた。だが、だからこそ、熟成した作品としての姿がくっきりと見えてきたのである。そしてこの作品がじつは革新的な文学の試みにほかならなかったことに気づかされる。バルトのエクリチュールを包んでいた「イカの墨」が、時の効果によって消え去り、長いあいだ見えなかったその革新性が、ようやく読者の心をとらえるようになった。そうした変化に応じて、新たに翻訳され、精密な訳注をそなえた本書の出現は、ロラン・バルト体験を一新することだろう。
目次 写真;断章(能動的/反作用的Actif/r´eactif;形容詞L’adjectif;気楽さL’aise;類似という悪魔Le d´emon de l’analogie;黒板にAu tableau noir;金銭L’argent;アルゴー船Le vaisseau Argo;倣慢さl’arrogance;占い師の身ぶりLe geste de l’aruspice;選択でなく同意をL’assentiment,non le choix ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08691-8   4-622-08691-3
書誌番号 1113591065

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