ヒトにはなぜ徳が必要か -- 叢書・ウニベルシタス --
アラスデア・マッキンタイア /〔著〕, 高島和哉 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2018.5 -- 20cm -- 255,15,5p

資料詳細

タイトル 依存的な理性的動物
副書名 ヒトにはなぜ徳が必要か
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 アラスデア・マッキンタイア /〔著〕, 高島和哉 /訳  
出版 法政大学出版局 2018.5
大きさ等 20cm 255,15,5p
分類 150
件名 倫理学
注記 原タイトル:DEPENDENT RATIONAL ANIMALS
注記 索引あり
著者紹介 【アラスデア・マッキンタイア】1929年イギリス・スコットランドのグラスゴーに生まれる。ロンドン大学で古典学や哲学を学んだ後、1951年にマンチェスター大学で、また1961年にオックスフォード大学で修士号を取得。マンチェスター大学、エセックス大学などイギリスの諸大学で教鞭をとった後、1970年にアメリカに移住。以降、ボストン大学、ノートルダム大学、デューク大学等で哲学科教授を歴任。現在はロンドン・メトロポリタン大学の現代アリストテレス主義倫理学・政治学研究センター等で上級研究員を務めている。著書として『西洋倫理学史』(1966)(深谷昭三訳、以文社、1986/菅豊彦・井上義彦他訳、九州大学出版会、1985-1986)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か?両者の間に引かれた境界線を、他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。
要旨 伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か?両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで“与える”だけでなく“受けとり”、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。
目次 傷つきやすさ、依存、動物性;動物という類に対比されるものとしてのヒト、その類に含まれるものとしてのヒト;イルカの知能;言語をもたない動物は信念をもちうるか;ヒトではない動物の世界はどのくらい貧しいのか;行動の理由;傷つきやすさ、開花、諸々の善、そして「善」;私たちはどのようにして自立した実践的推論者となるのか。また、諸徳はどのようにしてそれを可能にするのか;社会関係、実践的推論、共通善、そして個人的な善;承認された依存の諸徳;共通善の政治的・社会的構造;代理人、友、誠実さ;道徳的コミットメントと合理的探求
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01076-7   4-588-01076-X
書誌番号 1113591452
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113591452

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 150 一般書 利用可 - 2059885459 iLisvirtual
港北 公開 Map 150 一般書 利用可 - 2075629420 iLisvirtual