塗りかえられた自画像 --
秋草俊一郎 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2018.5 -- 20cm -- 328,27p

資料詳細

タイトル アメリカのナボコフ
副書名 塗りかえられた自画像
著者名等 秋草俊一郎 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2018.5
大きさ等 20cm 328,27p
分類 930.28
個人件名 ナボコフ,ウラジーミル
注記 年譜あり 索引あり
著者紹介 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、ハーヴァード大学研究員、東京大学教養学部専任講師などを経て、現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など。著書に、『ナボコフ 訳すのは「私」―自己翻訳がひらくテクスト』。訳書に、クルジジャノフスキイ『未来の回想』、バーキン『出身国』、ナボコフ『ナボコフの塊―エッセイ集1921-1975』(編訳)、モレッティ『遠読―〈世界文学〉への挑戦』(共訳)、アプター『翻訳地帯―新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 新大陸に移住後、『ロリータ』によってスキャンダラスな形で知られたナボコフは、いかにアメリカの大作家へと上りつめたのか。亡命者から「世界文学」への道程を歩んでいった作家の姿を、膨大な新資料を通じて描き出し、従来のナボコフ像を一新する。
要旨 新大陸に移住後、『ロリータ』によってスキャンダラスな形で知られたナボコフは、いかにアメリカの大作家へと上りつめたのか。芸術家、文学者へと意図的に自己イメージを操作しながら、亡命者から「世界文学」への道程を歩んでいった作家の姿を、本邦初公開となる膨大な新資料を通じて描きだし、従来のナボコフ像を一新する。図版多数。
目次 序章 ナボコフと読者たち;第1章 亡命の傷―アメリカのロシアで;第2章 ナボコフとロフリン―アメリカ・デビューとモダニズム出版社;第3章 注釈のなかのナボコフ―『エヴゲーニイ・オネーギン』訳注から自伝へ;第4章 フィルムのなかのナボコフ―ファインダー越しに見た自画像;第5章 日本文学のなかのナボコフ―戦後日本のシャドーキャノン;第6章 カタログのなかのナボコフ―正典化、死後出版、オークション
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2522-2   4-7664-2522-7
書誌番号 1113591506

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