吉増剛造2008-2017 --
吉増剛造 /著   -- 響文社 -- 2018.5 -- 22cm -- 1242p

資料詳細

タイトル 火ノ刺繍
副書名 吉増剛造2008-2017
著者名等 吉増剛造 /著  
出版 響文社 2018.5
大きさ等 22cm 1242p
分類 918.68
注記 欧文タイトル:Broderie de feu
注記 フランス語抄訳付
著者紹介 1939年東京生まれ。詩人。慶應義塾大学文学部卒業。大学在学中から旺盛な詩作活動を展開、24歳のとき詩集『出発』でデビュー。以後先鋭的な現代詩人として今日に至るまで国内外で活躍、高い評価を受ける。朗読パフォーマンスの先駆者であり、現代美術や音楽とのコラボレーション、多重露光の写真、gozo-Cineと名づけられた映像作品など活動は多岐にわたる。主な詩集に70年『黄金詩篇』(高見順賞)など。文化功労者、15年日本藝術院賞・恩賜賞、日本藝術院会員。三田文学会理事長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈ミモザの花に、……〉隠れた詩人. 来るべき筆蝕. 瀧口修造の写真には獲物がいない!. 名作〈「臨死船」〉ニタドリツクマデ、……. 裸木の名歌集. 藤原定家の静かな風の手とエミリーの梢の調べの風の手と. 大里俊晴ノ天使の羽撃き、、、. 朕兆未萌. ワガココロフルクハアレド. 日米戦争-戦後映画はこうして始まった 篠田正浩述. 夜の道. 怖いような静かな歌声. 火の痕跡、星の死の揺らぎ ジョン・ソルト述. 鮎川賞の底板. gozoCine-狂気への迂回路、不穏な線の上で 保坂健二朗述 石田尚志述. 日記-2011.7.30-8.5. 太古のおもいで猫町. REQUIEM裸形の大地に 赤坂憲雄述. “mo cuishle=わが鼓動”と“わがこころ”〈西行とイェイツ〉. 小さな木のテーブルを持って、どの窓から逃げるのか、……. 先導獣の醸す空気の横振れに. 鮎川信夫賞のエクリチュール. 九頭龍へ. 〈二〇一二年七月二十八日…〉の朝まだきに. 詩は遠い種子 ほか66編
要旨 『火ノ刺繍』は、『根源乃手―余滴』、吉本隆明氏に献じられた書物の続篇として編まれ、歴然とふたつの時間軸が存在している。ひとつは、二〇〇八年から二〇一七年の十年間に、吉増剛造が書き残してきたテキスト、全九一篇。もうひとつは、二〇一一年二月から二〇一二年二月までの一年間、毎月二二日に撮影された吉増剛造の肖像写真。幾重にも襲ねられ、幾度も織られていく、意識と存在の根源から生まれたタペストリーともいえる書物、『火ノ刺繍』。特筆すべきは、本書のために書き下ろされた、詩篇「火ノ刺繍―永遠の旅人Afanassievに」(仏訳も収録)。声の「マ」から「魔」へ、吉増剛造の新たな次元を予感させる詩篇が奇蹟的に書かれたことで、このいまだかつてない“愛の書物”が誕生した。
目次 声書き(モノローグ 詩の瘤を掴む手―貘からの新しい光(山之口貘);モノローグ 母音の洞穴からなにかが聞こえてきていた(飯島耕一);モノローグ 宇宙の「メーロス」に運ばれて(シェイマス・ヒーニー);インタビュー 声ノ蜃気楼;(ミモザの花に、…)隠れた詩人(大手拓次) ほか);手書き(ワガココロフルクハアレド;ユ―雅ハ、ト、トワッ、レッテ、ルビ―仁、カタリッ、カケタ;火ノ刺繍、Okinawanン’s,Filmン’s、火の刺繍。;大里俊晴ノ天使の羽撃き…;井上輝夫追悼―獅子の首の野の花 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87799-139-5   4-87799-139-5
書誌番号 1113592230
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113592230

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