中村元哉 /著   -- 有志舎 -- 2018.5 -- 20cm -- 249p

資料詳細

タイトル 中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜
著者名等 中村元哉 /著  
出版 有志舎 2018.5
大きさ等 20cm 249p
分類 309.1
件名 自由主義-中国-歴史-近代 , 自由主義-香港-歴史-近代 , 自由主義-台湾-歴史-近代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年、名古屋に生まれる。1997年、東京大学文学部卒業。2003年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(博士(学術))。現在、津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。専門は、中国近現代史、東アジア国際関係論。主要業績、単著『戦後中国の憲政実施と言論の自由 1945-49』(東京大学出版会、2004年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中国、香港、台湾のリベラリズムとは?. 批判の自由を求めて. 自由と統制の均衡を求めて. 憲政の制度化を求めて. 憲法による人権の保障を求めて. 文化論としてのリベラリズム. 日中戦争下の容共リベラリズム. 米ソ冷戦下の反共リベラリズム. 反右派闘争から文化大革命までのリベラリズム. 蘇る中国、香港、台湾のリベラリズム
内容紹介 「民主か独裁か」だけの中国理解から脱するために。香港の「雨傘運動」、台湾の「ひまわり運動」、そして中国の民主化を求める動きの奥底にある思想水脈を明らかにし、歴史の中から現代中国への新しい視点を提示する。
要旨 現代中国を読み解く際、「民主か独裁か」という切り口のみで語られることが多い。しかし、実際の状況はもっと複雑であり、現代中国において「自由と権力」をめぐる議論は20世紀前半以来の長い歴史を持っていることを忘れてはならない。そして、何よりも中国・香港・台湾のトライアングル関係を無視しては、その思想状況を理解することは困難である。本書は、様々な現実の奥底に潜んでいる近現代中国の自由を求めるリベラリズム思想と運動の歴史を、多くの思想家とこれら地域のトライアングル関係の歴史を通して読み解き、中国への新しい見方を提示する。
目次 はじめに―中国、香港、台湾のリベラリズムとは?;第1部 中国、香港、台湾のリベラリスト(批判の自由を求めて―儲安平;自由と統制の均衡を求めて―銭端升;憲政の制度化を求めて―張君〓;憲法による人権の保障を求めて―張知本);第2部 中国、香港、台湾における連鎖(文化論としてのリベラリズム―殷海光;日中戦争下の容共リベラリズム―広西、雲南から香港へ;米ソ冷戦下の反共リベラリズム―香港と台湾;反右派闘争から文化大革命までのリベラリズム);おわりに―蘇る中国、香港、台湾のリベラリズム
ISBN(13)、ISBN 978-4-908672-22-4   4-908672-22-9
書誌番号 1113592810
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113592810

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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山内 公開 Map 309 一般書 利用可 - 2063786961 iLisvirtual