文明はどこで誕生したのか --
デイヴィッド・W・アンソニー /著, 東郷えりか /訳   -- 筑摩書房 -- 2018.5 -- 20cm -- 414p

資料詳細

タイトル 馬・車輪・言語 上
副書名 文明はどこで誕生したのか
著者名等 デイヴィッド・W・アンソニー /著, 東郷えりか /訳  
出版 筑摩書房 2018.5
大きさ等 20cm 414p
分類 220
件名 青銅器時代-ユーラシア , インド・ヨーロッパ語族-歴史 , 馬-ユーラシア-歴史 , 車輪-歴史 , 技術と文明-歴史
注記 原タイトル:THE HORSE,THE WHEEL,AND LANGUAGE
注記 索引あり
著者紹介 【デイヴィッド・W・アンソニー】ハートウィック大学考古学・人類学教授。東欧から中央アジアにかけての先史文化の専門家。本書「馬・車輪・言語」で2010年アメリカ考古学会賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 農耕か牧畜か、戦車か資源か。文明の命運を分けたものは何だ?祖先の言語に遺された「馬」「車輪」という痕跡を、考古学者はユーラシアを奔走し追及する。文明誕生前夜の世界に肉迫する壮大な挑戦。
要旨 今日、世界の30億人が話している言語は、印欧語族というグループにまとめられる。言語学者たちは、英語、ヒンディー語などそれぞれの言葉に分岐する前の祖先語の系譜をたどった。すると最も古い祖語の中に「馬」「車輪」「羊毛」といった単語が現れる。その言葉を話していた人びとは、そもそもどこにいたのか?なぜ今日これほどまでに拡散できたのか?歴史言語学者が指し示した言語の化石を、考古学者は遺跡から発掘する。馬の家畜化、騎乗、車輪の痕跡を追跡し、たどりついたのはメソポタミアでもエジプトでもなかった―。文明誕生の契機は農耕の発明とされてきたが、人類の文明化、文明の拡大をもたらした真の要因とは何か?ユーラシア全域を股にかけ、文明誕生前夜の世界を生き生きと描き出す。考古学の壮大なる挑戦。
目次 1 言語と考古学(母言語がもたらす期待と政治;死語をどう再構築するか;印欧祖語の最後の話し手―言語と時代1;羊毛、車輪、印欧祖語―言語と時代2;印欧祖語の原郷の場所―言語と場所 ほか);2 ユーラシア・ステップの開放(死滅した文化を再構築する方法;最初の農耕民と牧畜民―黒海・カスピ海の新石器時代;牝牛、銅、首長;馬の家畜化と乗馬の起源―歯の物語;古ヨーロッパの終焉とステップの台頭)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-86135-1   4-480-86135-1
書誌番号 1113594447

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