研究叢書 --
藤田保幸 /編, 山崎誠 /編   -- 和泉書院 -- 2018.5 -- 22cm -- 593p

資料詳細

タイトル 形式語研究の現在
シリーズ名 研究叢書
著者名等 藤田保幸 /編, 山崎誠 /編  
出版 和泉書院 2018.5
大きさ等 22cm 593p
分類 815.04
件名 日本語-文法
注記 文献あり
著者紹介 【藤田保幸】龍谷大学文学部教授、博士(文学)。主要著書・論文:『国語引用構文の研究』(和泉書院、2000・12)、『引用研究史論』(和泉書院、2014・5)、『複合辞研究の現在』(共編・和泉書院、2006・11)、『形式語研究論集』(編著・和泉書院、2013・10)、「森鴎外初期言文一致体翻訳小説の本文改訂から見えてくるもの」(『国語語彙史の研究』第24集、2005・3)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:古代語における形式用言を用いた複合辞とその用例 小田勝著. 中古語の複合辞ニソヘテについて 辻本桜介著. 近世における副詞「なんと」の働きかけ用法 深津周太著. 逆接確定辞を含む〈接続詞〉の歴史 矢島正浩著. 「頃」の用法と歴史的変化 岡﨑友子著. 明治・大正期のニオケル 三井正孝著. 「〈だ〉からこそ」「〈だ〉からといって」「〈だ〉からか」について 馬場俊臣著. 経緯を表す「~というので」という言い方について 藤田保幸著. 比例関係を表す形式語の表現 森山卓郎著. 「分」の副詞用法と名詞用法 江口正著. 〈対立〉と〈並立〉 藪崎淳子著. 使役動詞「V-〈サ〉セル」の状態詞化 早津恵美子著. 性質・状態・動作を表す名詞述語文の「連体型」と「単独・連用型」 丹羽哲也著. 複合辞の「ものだ」と「ことだ」について 高橋雄一著. 分析的な表現手段の存在意義 宮崎和人著. 現代日本語における「動詞+〈其他否定〉表現」構文の実態 茂木俊伸著. 時代小説におけるノデアッタ・ノダッタ 揚妻祐樹著. 「~テございます」の使用傾向の推移 服部匡著. 国会会議録における質問終了場面の敬語 森勇太著. 形態論的特徴から見た複合辞 山崎誠著. 西日本方言における「と言う」条件形の提題用法 小西いずみ著. 関西方言の知識共有化要求表現の地域差 日高水穂著. 関西方言における名詞・形容動詞述語否定形式ヤナイ・ヤアラヘン・トチガウの諸用法 松丸真大著. 形式語と虚辞 山東功著. 中級以降で指導が必要なテシマウの用法について 砂川有里子著 ほか3編
内容紹介 形式語(転成形式)を対象とする、現代日本語文法・文法史・コーパス言語学・方言研究・対照研究など様々な立場からの最新の研究成果を収め、形式語学の現在の水準を示した論文集。資料として方言の形式語関係文献目録を付す。
要旨 形式語(転成形式)を対象とする、現代日本語文法・文法史・コーパス言語学・方言研究・対照研究などさまざまな立場からの最新の研究論文28編を収め、形式語研究の現在の水準を示した論文集である。2006年刊行の『複合辞研究の現在』、2013年刊行の『形式語研究論集』を承けて、その後の研究の成果を集約した。日本語文法研究の現在を知るうえで必読の書である。資料として「方言の形式語関係文献目論」を付す。
目次 研究論文(古代語における形式用言を用いた複合辞とその用例;中古語の複合辞ニソヘテについて;近世における副詞「なんと」の働きかけ用法―感動詞化の観点から;逆接確定辞を含む「接続詞」の歴史;「頃」の用法と歴史的変化―現代語・中古語を中心に;明治・大正期のニオケル―連体タイプと非連体タイプの消長;「(だ)からこそ」「(だ)からといって」「(だ)からか」について;経緯を表す「~というので」という言い方について ほか);資料 方言の形式語関係文献目録
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0876-4   4-7576-0876-4
書誌番号 1113594807

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