「悪左府」の学問と言説 -- 早稲田大学エウプラクシス叢書 --
柳川響 /著   -- 早稲田大学出版部 -- 2018.5 -- 22cm -- 286,5p

資料詳細

タイトル 藤原頼長
副書名 「悪左府」の学問と言説
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
著者名等 柳川響 /著  
出版 早稲田大学出版部 2018.5
大きさ等 22cm 286,5p
分類 289.1
個人件名 藤原 頼長
注記 索引あり
著者紹介 1983年生。日本学術振興会特別研究員(PD)。2014年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。主な論文に「藤原成佐の「泰山府君都状」について」(河野貴美子・王勇編『衝突と融合の東アジア文化史――(アジア遊学199)』勉誠出版、2016年)、「藤原忠通の文壇と表現」(小峯和明監修・宮腰直人編『シリーズ 日本文学の展望を拓く4 文学史の時空』笠間書院、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:藤原頼長の経学と「君子」観. 『台記』における漢籍受容の再検討. 藤原頼長と告文. 藤原成佐の「泰山府君都状」について. 漢詩と学問の検討. 二つの伝. 二つの遺戒. 貴族日記と説話. 『古今著聞集』試論. 『保元物語』における藤原頼長の人物造型
内容紹介 保元の乱に敗れ、37歳の若さでこの世を去った藤原頼長。妥協を知らない苛烈な性格から「悪左府」と呼ばれる一方、「日本一の大学生」と評されるほど、優れた学識の持ち主でもあった。頼長の文人としての顔を遺された資料から解明し、その実像を捉え直す。
要旨 苛烈な性格で知られる一方、当代一の誉れ高き文人でもあった頼長。その雅な一面に焦点をあて、新たな人物像を浮かび上がらせる。
目次 第1部 藤原頼長の学問と『台記』(藤原頼長の経学と「君子」観―『台記』を中心として;『台記』における漢籍受容の再検討;藤原頼長と告文―『台記』所載の告文をめぐって ほか);第2部 藤原頼長の詩文と学問(漢詩と学問の検討;二つの伝―源有仁と藤原忠実;二つの遺戒―「家訓序」と「戒両男」);第3部 藤原頼長をめぐる言説(貴族日記と説話―藤原成佐をめぐる二説話と『台記』;『古今著聞集』試論―巻第四・文学第五の藤原頼長説話を中心として;『保元物語』における藤原頼長の人物造型―「神矢」と平将門をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-657-18802-1   4-657-18802-X
書誌番号 1113595351
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113595351

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