人間の終焉と近未来社会のゆくえ -- ちくま新書 --
船木亨 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.6 -- 18cm -- 540,30p

資料詳細

タイトル 現代思想講義
副書名 人間の終焉と近未来社会のゆくえ
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 船木亨 /著  
出版 筑摩書房 2018.6
大きさ等 18cm 540,30p
分類 304
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1952年東京都生まれ。東京大博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)博士課程修了。専修大学文学部哲学科教授、放送大学客員教授。専攻はフランス現代哲学。著書に『現代思想史入門』(ちくま新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 自由な個人から大衆社会への転換を、人間・国家・意識・政治・道徳・思考の6つの領域で考察。不安定化する人類文明の行く末を探る。
要旨 「自由で平等な個人」という近代にあった理想。だが、明らかにそれは誤りである。ポピュリズムが跋扈するポスト・トゥルースの現代は、「群れ」社会への転換をすでに遂げている。その転換も昨今急激に生じたのではない。現代思想で論じられてきたその社会の変容を、順に「人間」「国家」「意識」「政治」「道徳」「思考」の六つの主題について解き明かしていく。AIで人間が不要になる、といった皮相な議論よりもはるかに深い次元で人間の終焉を考察し、混迷する人類文明の行く末と、これからの生き方について講義する。
目次 プロローグ 近未来に待ち受ける生活とは?;第1章 人間―家族は消滅しつつある;第2章 国家―社会は国家ではない;第3章 意識―自我は存在しない;第4章 政治―ヒトはオオカミの群れの夢を見る;第5章 道徳―群れの分子には身体のマナーがある;第6章 思考―統計と確率のあいだで決断せよ;エピローグ 近代の発想を頭からすべて洗い流そう!
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07149-1   4-480-07149-0
書誌番号 1113596625
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113596625

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