過去による19世紀絵画の革新 --
喜多崎親 /編   -- 三元社 -- 2018.5 -- 22cm -- 289,13p

資料詳細

タイトル 前ラファエッロ主義
副書名 過去による19世紀絵画の革新
著者名等 喜多崎親 /編  
出版 三元社 2018.5
大きさ等 22cm 289,13p
分類 723.05
件名 絵画(西洋)-歴史-19世紀 , ラファエル前派
注記 索引あり
著者紹介 成城大学文芸学部教授・美術史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院言語社会研究科教授などを経て、現在成城大学文芸学部教授。博士(文学)。専門は19世紀フランス美術史。著書に『聖性の転位―一九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、2011年)、編著書に『近代の都市と芸術2 パリI―一九世紀の首都』(竹林舎、2014年)、『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著、岩波書店、2005年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「前ラファエッロ」という理想 喜多崎親著. ナザレ派におけるラファエッロとデューラー 佐藤直樹著. 思い描かれた中世 尾関幸著. 聖化する未熟 喜多崎親著. ラファエル前派兄弟団におけるプリミティヴィズム 山口惠里子著. 「ラファエル前派」の三段階 堀川麗子著. 諸芸術における純粋主義について アントニオ・ビアンキーニ著 松原知生訳. 純粋主義の変貌 甲斐教行著
内容紹介 19世紀前半、絵画の規範だったラファエッロの系譜に反発する画家たちのグループが西欧各国で産声をあげた。ラファエッロ以前に回帰することによって革新を目指した彼らの動向を、相互関係と各国状況の中で捉え、その歴史的意義を明らかにする。
要旨 ドイツのナザレ派、フランスの前ラファエッロ主義、イタリアの純粋主義、イギリスのラファエル前派―19世紀前半、絵画の規範だったラファエッロの系譜に反発する画家たちのグループが西欧各国で産声をあげた。ラファエッロ以前に回帰することによって革新を目指した彼らの動向を、相互関係と各国状況の中で捉え、過去様式の採用という、ともすれば非創造的と見なされる潮流が持つ歴史的意義を明らかにする。
目次 序章 「前ラファエッロ」という理想;第1章 ナザレ派におけるラファエッロとデューラー―プフォルからコルネリウスへ;第2章 思い描かれた中世―ナザレ派の芸術観;第3章 聖化する未熟―一九世紀フランスにおけるフラ・アンジェリコ受容;第4章 ラファエル前派兄弟団におけるプリミティヴィズム―マテリアリティのリアリズム;第5章 「ラファエル前派」の三段階―イギリスにおけるイタリア初期ルネサンス美術の受容;第6章 アントニオ・ビアンキーニ「諸芸術における純粋主義について」―翻訳と解題;第7章 純粋主義の変貌―アレッサンドロ・フランキとアンティノーリ家礼拝堂
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-460-4   4-88303-460-7
書誌番号 1113597176
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113597176

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