ポプラ新書 --
森田洋之 /著   -- ポプラ社 -- 2018.6 -- 18cm -- 220p

資料詳細

タイトル 医療経済の嘘
シリーズ名 ポプラ新書
著者名等 森田洋之 /著  
出版 ポプラ社 2018.6
大きさ等 18cm 220p
分類 498.021
件名 医療経済学 , 医療-日本
著者紹介 医師、南日本ヘルスリサーチラボ代表。鹿児島医療介護塾まちづくり部長、日本内科学会認定内科医、プライマリ・ケア指導医、鹿児島県参与(地方創生担当)。1971年横浜生まれ、一橋大学経済学部卒業後、宮崎医科大学医学部入学。宮崎県内で研修を修了し、2009年より北海道夕張市立診療所に勤務。同診療所所長を経て、現在は鹿児島県で研究・執筆・診療を中心に活動している。専門は在宅医療・地域医療・医療政策など。11年、東京大学大学院H-PAC千葉・夕張グループにて夕張市の医療環境変化について研究。12年、日本医事新報にて「タ張希望の杜の軌跡」を1年間連載。14年、TEDxKagoshimaに出演、「医療崩壊のすすめ」で話題を集める。同年、研究論文「夕張市の一人あたり高齢者診療費減少に対する要因分析」(社会保険旬報)発表。16年、著書『破綻からの奇蹟~いま夕張市民から学ぶこと~」にて、日本医学ジャーナリスト協会優秀賞を受賞する。これまでに、厚生労働省・財務省・東京大学・京都大学・九州大学、その他各種学会など講演多数。また、NHK・日本経済新聞.産経新聞・西日本新聞・南日本新聞・日経ビジネスなど取材多数。著書に『破綻からの奇蹟~いまタ張市民から学ぶこと~」、共著に『あおいけあ流介護の世界』(加藤忠相との共著)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 病院がなくても住民の健康は変わらない?医療と医療費の不都合な真実とは?医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
要旨 財政破綻後の夕張に医師として赴任した著者は、夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。その後、夕張および全国のデータさらに医療経済学的知見から見えてきたのは、医療経済の拡大が必ずしも健康と比例しない現実であった。医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
目次 第1章 なぜ高い医療費を払っても健康にならないのか?(なぜ病床数が削減されるのか;都道府県によって1人あたりの入院医療費に倍以上の差がある現状 ほか);第2章 病院ゼロ、高齢化率日本一の夕張市で起こったこと(夕張の地域社会について;「きずな貯金」の大切さ ほか);第3章 人口10人・高齢化率100%の集落から見た新しい医療のあり方(人口10人・高齢化率100%の集落「死ぬまでここにいたい」と笑顔の理由;高齢化率100%の集落に住む住民の「幸福」とは ほか);第4章 医療市場の不都合な真実(終末期医療の世界には正解がない?;胃ろうを勧める・勧めない医療側の事情 ほか);終章 みんなが幸せに暮らせる「本当の医療」とは(日本の医療の歴史;「病院の世紀」における医療 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-591-15926-2   4-591-15926-4
書誌番号 1113597216
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113597216

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 498 一般書 貸出中 - 2064135131 iLisvirtual