ちくま学芸文庫 --
デイヴィッド・シルヴェスター /著, 小林等 /訳   -- 筑摩書房 -- 2018.6 -- 15cm -- 308p

資料詳細

タイトル フランシス・ベイコン・インタヴュー
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 デイヴィッド・シルヴェスター /著, 小林等 /訳  
出版 筑摩書房 2018.6
大きさ等 15cm 308p
分類 723.33
個人件名 ベーコン,フランシス
注記 原タイトル:INTERVIEW WITH FRANCIS BACON
注記 「肉への慈悲」(1996年刊)の改題、改訳
内容紹介 「芸術作品が残酷に見えるのは、現実が残酷だからです」…。ベイコンが絵画を通じて表現しようとしたのは、まさに残酷なまでの生々しい現実だった。20世紀を代表する画家フランシス・ベイコンが自身の過去や制作過程について語った対談集を文庫化。
要旨 歪んだ人物の顔、強烈な色彩。混沌を極めたアトリエから生み出されるベイコンの三幅対(トリプティック)は、特異な秩序をもって観る者に訴えかけてくる―「写実主義の崖っぷちを歩いているような絵を描きたいのです」。ベイコンが絵画を通じて表現しようとしたのは、まさに残酷なまでの生々しい現実だった―「芸術作品が残酷に見えるのは、現実が残酷だからです」。20世紀を代表する画家フランシス・ベイコンが自身の過去や制作過程について語った貴重な対談集『肉への慈悲』、待望の文庫化。
目次 インタヴュー1(1962年)写実主義の崖っぷちを歩いているような絵を描きたいのです。;インタヴュー2(1966年)私のかねてからの願いは、大勢の人物が登場するにもかかわらず物語を伴わない絵を描きたいということなのです。;インタヴュー3(1971・73年)重要なのは隔たりです。絵が見る者から遠ざけられることです。;インタヴュー4(1974年)不公正は人生の本質だと思います。;インタヴュー5(1975年)自分は今ここにいるけど、存在しているのはほんの一瞬であって、壁にとまっている蠅のようにたちまちはたかれてしまうのだ、という事実をです。;インタヴュー6(1979年)「明日が来ては去り、また明日が来ては去り、そしてまた明日が来る」;インタヴュー7(1979年)偶然によって有機的な絵の土台が形成されると、自分の批評的な側面が活動を始め、その土台をさらに発展させていけるのです。;インタヴュー8(1982年)絵画にはもう自然主義的なリアリズムなどありえないのですから、新たなリアリズムを創造して、古いリアリズムを洗い流し、神経組織に直接伝わるようなものにするべきなのです。;インタヴュー9(1984年)芸術作品が残酷に見えるのは、現実が残酷だからです。
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09854-2   4-480-09854-2
書誌番号 1113597492
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113597492

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 723.3 一般書 利用可 - 2064141042 iLisvirtual
港北 公開 Map 文庫本 723.3 一般書 利用可 - 2019583182 iLisvirtual