ちくま学芸文庫 --
高橋敏 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.6 -- 15cm -- 252p

資料詳細

タイトル 博徒の幕末維新
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 高橋敏 /著  
出版 筑摩書房 2018.6
大きさ等 15cm 252p
分類 384.38
件名 侠客-日本-歴史-江戸末期 , 明治維新
注記 文献あり 年表あり
内容紹介 博徒・侠客としてひと括りにされる彼らアウトローの実像とは?虚像を覆う危うい皮膜を1枚1枚剥ぎながら、島抜けをした甲州博徒の巨魁・竹居安五郎やおなじみの国定忠治らの実像に迫る。
要旨 黒船来航後の動乱期、それまで歴史の裏に潜んでいたアウトローたちが表に躍り出てくる。なぜか?博徒・侠客としてひと括りにされる彼らアウトローは、錦絵や講談・浪曲、大衆小説等で縦横無尽の活躍を演じていたが、それは虚実入り混じっての密着固結したイメージで、実像とはとても言い難い。著者は虚像を覆う危うい皮膜を一枚一枚剥ぎながら、島抜けをした甲州博徒の巨魁・竹居安五郎やおなじみの国定忠治、黒駒勝蔵、勢力富五郎らの実像に一歩一歩迫る。歴史学の手法にのっとって幕末維新史に博徒を位置づけ直した、記念碑的労作。
目次 第1章 黒船と博徒竹居安五郎―嘉永六年六月八日夜(竹居安五郎新島を抜ける;流刑の島新島 ほか);第2章 博徒の家と村―博徒はいかに生まれしか(甲州八代郡竹居村;水論と山論の村―外に向かう竹居村 ほか);第3章 嘉永水滸伝(水滸伝の近世;勢力富五郎関東取締出役を翻弄す ほか);第4章 博徒の明治維新―黒駒勝蔵と水野弥三郎(竹居安五郎の復活と謀殺;草莽の博徒黒駒勝蔵 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09874-0   4-480-09874-7
書誌番号 1113597496
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113597496

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