講談社選書メチエ --
秦剛平 /著   -- 講談社 -- 2018.6 -- 19cm -- 397p

資料詳細

タイトル 七十人訳ギリシア語聖書入門
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 秦剛平 /著  
出版 講談社 2018.6
大きさ等 19cm 397p
分類 193.1
件名 聖書-旧約-歴史 , ギリシア語
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1942年生まれ。国際基督教大学卒、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院修了。ユダヤ教学博士。多摩美術大学名誉教授。オックスフォード大学およびケンブリッジ大学フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員。本邦初訳となる『七十人訳ギリシア語聖書』として、『モーセ五書』等を訳出。著書に『旧約聖書を美術で読む』等。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 歴史家ヨセフスが参照し、ユダヤ史を執筆した。福音書の著者が引用し、新約聖書を作った。教会教父は教義づくりに、皇帝はローマ統一に利用した。ルターの時代までキリスト教世界を創出し続けた最古の体系的聖書「七十人訳」の全貌を明らかにする。
要旨 紀元前三世紀頃、ギリシアが強大な力を持っていたヘレニズム時代。エルサレムからエジプトに派遣された七十二人のユダヤ人長老たちが、ヘブライ語聖書をギリシア語に翻訳しはじめたという。この通称“七十人訳”が、現存する最古の体系的聖書であり、新興宗教の一つでしかなかったキリスト教を地中海世界に広め、その後の世界宗教としての展開を決定づけることになる―。本書は、七十人訳聖書とは何かをさまざまな視点から明らかにするとともに、ユダヤ教・キリスト教と切り離せない西欧世界の歴史を、ギリシア語という視点から追う試みでもある。
目次 1 なぜギリシア語訳が必要とされたのか―背景としてのアレクサンドリア;2 七十人訳聖書の全貌―聖なる書物群の翻訳と解釈;3 アリステアスの書簡と死海写本―歴史とフィクションのはざまで;4 フィロンとヨセフス―ギリシア語訳聖書を使用した二人のヘレニストたち;5 七十人訳聖書とキリスト教―「聖書」の誕生とローマの支配;6 もっと正しい翻訳を―ユダヤ教徒による修正;7 パピルスとコデックス―聖書写本の歴史;8 七十人訳聖書の印刷本―ラテン語とギリシア語;9 すべては一九世紀の近代語訳からはじまる;10 現代のテクスト研究のために
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-512094-1   4-06-512094-2
書誌番号 1113598103
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113598103

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中央 5階人文科学 Map 193.1 一般書 利用可 - 2064154594 iLisvirtual
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