文字通りの体験が比喩になる過程 -- 新版 --
北山修 /著   -- 作品社 -- 2018.6 -- 19cm -- 302,6p

資料詳細

タイトル 心の消化と排出
副書名 文字通りの体験が比喩になる過程
版情報 新版
著者名等 北山修 /著  
出版 作品社 2018.6
大きさ等 19cm 302,6p
分類 146.1
件名 精神分析
注記 初版:創元社 1988年刊
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1946年生まれ。京都府立医科大学卒業後、札幌医科大学内科研修生を経て、ロンドンのモーズレイ病院およびロンドン大学精神医学研究所で卒後研修。帰国後、北山医院(現・南青山心理相談室)院長。現在、九州大学名誉教授、白鴎大学名誉教授、日本精神分析協会会長。主な著書に『悲劇の発生論』ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人は心の「未消化物」をいかに受け入れ、こなしていくのか。民俗神経症という視点で、「のみこむ」「腑に落ちない」などの心身両義的な日本語表現を手がかりにして解き明かす。
要旨 「割り切れない」もの、「分からない」もの、「曖昧」なもの…。母子間の育児や発達、あるいは精神科の治療の過程で、人は心の「未消化物」をいかに受け入れ、こなしていくのか。民俗神経症という視点で、「のみこむ」「腑に落ちない」「尻拭いをする」などの心身両義的な日本語表現を手がかりにして解き明かす。フロイト、ウィニコット、クライン、ビオンなどの精神分析学から、文化人類学、言語学、日本神話・昔話研究にいたるまでの知見を駆使した考察は、臨床の場のみならず、ますます複雑化しつつある私たちの社会を考えるうえでも、きわめて重要な示唆をもたらしてくれる。著者自ら詳細かつ豊富な註解を加えた、日本語臨床研究・日本人論の記念碑的成果。
目次 1 身辺からの出発;2 肛門期理論の再検討;3 心のための言葉;4 症状の身体性;5 先取りと先送りの育児;6 食えないものとの出会い;7 未消化物排除の意味;8 未消化物の受け皿;9 臨床における創造と愉しみ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-698-6   4-86182-698-5
書誌番号 1113601624

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