地域資源を活かす生活工芸双書 --
菅家博昭 /著   -- 農山漁村文化協会 -- 2018.6 -- 26cm -- 127p

資料詳細

タイトル
シリーズ名 地域資源を活かす生活工芸双書
著者名等 菅家博昭 /著  
出版 農山漁村文化協会 2018.6
大きさ等 26cm 127p
分類 618.2
件名 苧麻 , 麻糸紡績 , 家庭用品
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1959年福島県生まれ。福島県大沼郡昭和村にて農業自営。葉タバコ栽培を経て、現在はからむし栽培とかすみ草栽培。会津学研究会代表、昭和村文化財保護審議会委員長。日本フローラルマーケティング協会(JFMA)理事。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 麻よりも薄く、夏に涼しい衣服として、昭和前期まで生産された上布。その原料であるカラムシの植物としての分類から、衣料、編み物、魚網までさまざまに利用された歴史に触れ、奥会津昭和村から沖縄・台湾につながる東アジアカラムシ文化をたどる。
要旨 麻よりも薄く、肌合いがよく夏に涼しい衣服として、昭和前期まで新潟県などを中心に盛んに生産された上布。その原料がカラムシです。この本では、イラクサ科の多年草であるカラムシの植物としての特徴と分類からはじまり、衣料、紐や縄、編み物、織物、漁網まで様々に利用された歴史に触れ、かつての中心産地であった越後・米沢、最上(現在の南陽市)、奥会津などでの栽培の広がりを追い、カラムシの民俗伝承にも触れています。栽培については、福島県奥会津の昭和村で引き継がれてきた栽培法を中心に、繊維の取り出し方=「カラムシ引き」と細かい指先の作業となる「糸績み」までを詳述。さらにいまも栽培・利用している宮古島市・石垣市・台湾の取り組みも紹介します。
目次 1章 植物としてのカラムシ(カラムシの品種;国内での栽培研究);2章 カラムシ利用の歴史(植物繊維の利用;植物繊維の利用―編みと織り ほか);3章 カラムシを栽培する(カラムシを栽培する(福島県昭和村の場合);カラムシ栽培農家の四季 ほか);4章 カラムシの繊維から糸をつくる(写真図解 糸づくり(糸績み);糸づくりを学びたい人のために―ワークショップ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-17113-0   4-540-17113-5
書誌番号 1113603171
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113603171

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 618.2 一般書 貸出中 - 2020428530 iLisvirtual
公開 Map 618 一般書 利用可 - 2063548874 iLisvirtual