石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで -- 講談社選書メチエ --
岡本隆司 /著   -- 講談社 -- 2018.7 -- 19cm -- 229p

資料詳細

タイトル 近代日本の中国観
副書名 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 岡本隆司 /著  
出版 講談社 2018.7
大きさ等 19cm 229p
分類 319.1022
件名 日本-外国関係-中国-歴史-明治以後 , 政治思想-日本-歴史-明治以後 , 中国研究-日本-歴史-明治以後
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、京都府立大学教授。専攻は、近代アジア史。主な著書に、『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会、アジア・太平洋賞特別賞・樫山純三賞)、『世界のなかの日清韓関係史』『中国「反日」の源流』(いずれも講談社選書メチエ)、『清朝の興亡と中華のゆくえ』(叢書「東アジアの近現代史」第1巻 講談社)、『李鴻章』『袁世凱』(いずれも岩波新書)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治以降、戦後に至るまでに、日本人はどのように中国を研究し、考えてきたのか。石橋湛山の「小日本主義」とはなんだったのか。巨人・内藤湖南の「唐宋変革論」とは。宮崎市定や谷川道雄など、数多くの論者の中国論にふれ、その歴史を読み直す。
要旨 リベラリスト・石橋湛山、巨人・内藤湖南、「王道政治」を「満洲国」に見ようとした矢野仁一、「科学的方法」で中国社会を解こうとした橘樸、そして桑原隲蔵、仁井田陞、宮崎市定、谷川道雄などなど―。東洋史の学統に連なる多士済々の俊秀たちは、いかに中国と格闘したか。その論述をていねいに読み直し、「日本人と中国」という、有史以来の大テーマに挑む力作。
目次 第1章 石橋湛山―小日本主義と中国社会(「一切を棄つるの覚悟」;中国観の深層);第2章 矢野仁一―王道政治と中国社会(石橋湛山との分岐;「王道楽土」;中国社会の停滞をめぐって);第3章 内藤湖南―「近世」論と中国社会(和漢の「近世」;東洋史学の草創;唐宋変革と中国社会);第4章 橘樸―「ギルド」と中国社会(中国社会を評価する;「方向転換」―「ギルド」から「農民自治」へ;中国の「ギルド」);第5章 時代区分論争(分岐する視座;「歴研派」;論争をもたらしたもの;谷川道雄)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-512352-2   4-06-512352-6
書誌番号 1113606134
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113606134

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中央 4階社会科学 Map 319.1 一般書 利用可 - 2063179348 iLisvirtual
金沢 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2063163859 iLisvirtual