個の変容の哲学 --
稲垣諭 /著   -- 青土社 -- 2018.8 -- 19cm -- 282,3p

資料詳細

タイトル 壊れながら立ち上がり続ける
副書名 個の変容の哲学
著者名等 稲垣諭 /著  
出版 青土社 2018.8
大きさ等 19cm 282,3p
分類 111
件名 個体化(哲学)
注記 索引あり
著者紹介 1974年北海道生まれ。哲学者。青山学院大学法学部卒業。東洋大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は現象学・リハビリテーションの科学哲学。自治医科大学教授を経て、現在、東洋大学文学部哲学科教授。偶発的な「心身の事故」に寄り添い、痛みや苦しみからの回復のために哲学ができることを問い続ける。主な著書に『衝動の現象学』(知泉書館、2007年)、『リハビリテーションの哲学あるいは哲学のリハビリテーション』(春風社、2012年)、『大丈夫、死ぬには及ばない』(学芸みらい社、2015年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:働き. 個体. 体験. 意識. 身体. 操作. ナラティブ. プロセス. 技. 臨床空間
要旨 世界が今より善く、豊かに、美しくなるよう行為することは何より大切なことである。しかしそのはるか手前で、自らの存在に歯ぎしりし、苦しみ、どうしても前に進めなくなる個体がどのような世界にも存在してしまう。そうした個体には世界が変わるのを待つ余裕すらない。みずから変わってみるしかない。個体の変容をロマン主義の夢に封じ込めてはいけない理由がここにある。
目次 1 哲学を臨床解剖する(「働き」―働きの存在論;「個体」―個体の哲学;「体験」―体験の活用;「意識」―意識の行方;「身体」―二二世紀身体論);2 臨床の経験を哲学する(「操作」―臨床とその影;「ナラティブ」―物語は経験をどう変容させるか?;「プロセス」―「臨床‐内‐存在」の現象学;「技」―ある理学療法士の臨床から;「臨床空間」―臨床空間再考)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7088-5   4-7917-7088-9
書誌番号 1113609089
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113609089

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