ゴウリ・ヴィシュワナータン /〔著〕, 三原芳秋 /編訳, 田辺明生 /訳, 常田夕美子 /訳, 新部亨子 /訳   -- みすず書房 -- 2018.7 -- 20cm -- 432,26p

資料詳細

タイトル 異議申し立てとしての宗教
著者名等 ゴウリ・ヴィシュワナータン /〔著〕, 三原芳秋 /編訳, 田辺明生 /訳, 常田夕美子 /訳, 新部亨子 /訳  
出版 みすず書房 2018.7
大きさ等 20cm 432,26p
分類 160.4
件名 宗教と文学 , 宗教と政治 , 改宗
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ゴウリ・ヴィシュワナータン】コロンビア大学教授.インド・コルカタ生まれ.デリー大学で修士課程を修了・同大学で教職についた後,渡米しコロンビア大学でエドワード・W・サイードに師事.コロンビア大学提出の博士論文をもとにした処女作Masks of Conquest(Columbia UP,1989)で〈英文学〉の植民地インド発祥説を唱え,学界の注目を集める.〈改宗〉をテーマにした次作Outside the Fold(Princeton UP,1998)は,米国現代語学文学協会(MLA)のジェイムズ・ラッセル・ローウェル賞,米国比較文学協会(ACLA)のハリー・レヴィン賞,アジア研究協会(AAS)のクマーラスワーミー賞を受賞.2018年には,コロンビア大学学生の選出により,すぐれた教育者にあたえられるマーク・ヴァン・ドーレン賞を受賞している.邦訳書に編著『権力,政治.文化(上)エドワード・W・サイード発言集成』(大橋洋一ほか訳.太田出版).(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:サイードの遺産 三原芳秋訳. 〈英文学〉の制度化と表象=代理/代表の問題 三原芳秋訳. 平等への改宗 田辺明生訳 常田夕美子訳 新部亨子訳. 沈黙させられる異端 田辺明生訳 常田夕美子訳 新部亨子訳. 異他的知の枠組による世俗主義の再考 三原芳秋訳. 日常業務としてのオカルティズム 田辺明生訳 常田夕美子訳 新部亨子訳. 動物に魂はあるのか? 三原芳秋訳. 巻末インタヴュー 田辺明生聞き手 常田夕美子聞き手 三原芳秋聞き手 三原芳秋編集・訳
要旨 「改宗とは異議申し立てがもっとも力強く表現される場面である」。宗教に世俗社会への危機的=批評的契機を読み取り、文学からオカルティズムまで縦横に論じる。
目次 第1部 世俗批評を越えて(サイードの遺産―意図と方法;“英文学”の制度化と表象=代理/代表の問題);第2部 世俗批評としての改宗(平等への改宗―不可触民解放の指導者・アンベードカル;沈黙させられる異端―キリスト教に改宗したバラモン女性・ラマーバーイー);第3部 異端批評に向けて(異他的知の枠組による世俗主義の再考;日常業務としてのオカルティズム―神智学による世俗と神秘の接合;「動物に魂はあるのか?」―神智学と苦痛する身体);巻末インタヴュー
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08662-8   4-622-08662-X
書誌番号 1113609285

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