異人・妖怪・フィールドワーク --
橘弘文 /編, 手塚恵子 /編   -- せりか書房 -- 2018.7 -- 22cm -- 297p

資料詳細

タイトル 文化を映す鏡を磨く
副書名 異人・妖怪・フィールドワーク
著者名等 橘弘文 /編, 手塚恵子 /編  
出版 せりか書房 2018.7
大きさ等 22cm 297p
分類 380
件名 民俗学 , 文化人類学 , 妖怪 , フィールドワーク
著者紹介 【橘弘文】1957年生まれ。大阪観光大学観光学部教授。専攻は民俗学。著書に『異人論とは何か』(共著、ミネルヴァ書房、2015)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「移動する子ども」という記憶と社会 川上郁雄著. 開かれた儀礼と伝説 橘弘文著. 読み替えられる〈国境の島〉 村上和弘著. 韓国で栄えた日本の花札 魯成煥著. 異形と怪類 マティアス・ハイエク著. 妖怪としての人形 香川雅信著. 「妖怪」を探すということ 今井秀和著. 神なき時代の妖怪学 飯倉義之著. 童子と鳥畜 徳永誓子著. 開放される「化物絵」 木場貴俊著. 象徴としての菊御紋 村山弘太郎著. 絵本における表象と影響 松村薫子著. オーラルナラティブ研究のバージョンアップ 手塚恵子著. 声の力のつかまえ方 真鍋昌賢著. 映像民俗誌における語りとその背景 川村清志著. 出産の「痛み」を語る声 安井眞奈美著
内容紹介 異人、妖怪など排除されてきた存在に光を当て、日本人のコスモロジーを発掘した小松和彦。その思考の核心である「異人論」「妖怪」「図像と象徴」「フィールドワークからの視座」から論じた、気鋭の次世代研究者17人による論集。
要旨 「妖怪研究とは人間研究である」と宣言し、絵巻・伝説・民話の奥深い森に分け入り、異人、妖怪など排除されてきた存在に光を当て、近代化の過程で見失われていった日本人のコスモロジーを発掘した小松和彦―本書は小松理論の思考方法の核心である四つのキーワード「異人論」「妖怪」「図像と象徴」「フィールドワークからの視座」から論じた気鋭の次世代研究者17人による多様で刺激溢れる論集である。
目次 1 異人論(「移動する子ども」という記憶と社会;開かれた儀礼と伝説―矢代の手杵祭をめぐって ほか);2 妖怪(異形と怪類―『和漢三才図会』における「妖怪的」存在;妖怪としての人形 ほか);3 図像と象徴(童子と鳥畜―『融通念仏縁起』「諸神諸天段」「鳥畜善願段」をめぐって;開放される「化物絵」 ほか);4 フィールドワークからの視座(オーラルナラティブ研究のバージョンアップ―記紀歌謡からラップミュージックまで;声の力のつかまえ方―大辻司郎の映画説明を例として ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7967-0375-8   4-7967-0375-6
書誌番号 1113609399
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113609399

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