ドゥルーズ・精神分析・現象学 --
小倉拓也 /著   -- 人文書院 -- 2018.7 -- 20cm -- 364p

資料詳細

タイトル カオスに抗する闘い
副書名 ドゥルーズ・精神分析・現象学
著者名等 小倉拓也 /著  
出版 人文書院 2018.7
大きさ等 20cm 364p
分類 135.5
個人件名 ドゥルーズ,ジル
注記 索引あり
著者紹介 1985年大阪府生まれ。神戸市外国語大学卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、大阪大学未来戦略機構特任助教。共著書に『発達障害の時代とラカン派精神分析』(晃洋書房)、共訳書にローズ『生そのものの政治学』(法政大学出版局)、サール『意識の神秘』(新曜社)、フィンク『後期ラカン入門』(人文書院)、フィンク『「エクリ」を読む』(人文書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 生成変化を言祝いだドゥルーズは、一方で思考と観念の崩壊、つまりカオスを恐れた。すべてが壊れ不可逆な破局を迎える手前でとどまるための、ほんの少しの秩序、少しばかりのコツを探ること、それこそがドゥルーズ哲学全体を貫く「秘密の一貫性」であった。本書では、これまで前景化されることのなかったこの問いを全面化し、ドゥルーズ哲学全体を体系的に読解するとともに、敵とされてきた精神分析、現象学との理論的交錯を描きだす。人が生まれ、老い、死んでゆく、敗北を余儀なくされた闘いのなかの絶望と希望、哲学的な問いを人生の問いへと昇華させる、俊英の渾身作ついに刊行。
目次 第1部 システム(差異と反復;流産する非時間;表面と深層の無意味);第2部 器官なき身体(単為発生と第二の起源―無人島と他者なき世界;否定・否認・排除―倒錯の論理学;出生外傷から器官なき身体へ);第3部 モニュメント(シニフィアンと“形象”;担われなければならない肉;モニュメントの行為としての仮構);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-03100-1   4-409-03100-7
書誌番号 1113610259
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113610259

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