ある日本兵の日記をめぐる歴史実践 --
大川史織 /編   -- みずき書林 -- 2018.7 -- 21cm -- 406p

資料詳細

タイトル マーシャル、父の戦場
副書名 ある日本兵の日記をめぐる歴史実践
著者名等 大川史織 /編  
出版 みずき書林 2018.7
大きさ等 21cm 406p
分類 210.75
件名 太平洋戦争(1941~1945)-会戦-マーシャル諸島 , 日記文 , 軍隊生活-日本
個人件名 佐藤 冨五郎
注記 欧文タイトル:The Marshall Islands,My Father’s Battlefield
著者紹介 1988年神奈川県生まれ。2006年第9代高校生平和大使の旅で、アウシュヴィッツ博物館公式ガイド中谷剛さんのツアーに感銘を受ける。2007年日本統治や被ばくの歴史のあるマーシャル諸島で聴いた日本語の歌に心奪われ、2011年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後マーシャル諸島に移住。日系企業で働きながら、マーシャルで暮らす人びとのオーラル・ヒストリーを映像で記録。マーシャル諸島で戦死(餓死)した父を持つ息子の慰霊の旅に同行したドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年)で初監督。現在は国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤職員)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:名もなき人びとへの想像力 大林宣彦述. 近代日本と南洋群島 波多野澄雄著. 父の日記と父の島 佐藤勉述. 偶然の出逢いが日記をつなぐ 仁平義明述. わたしの〈タリナイ〉 大川史織著. ゴジラ少年の南洋へのまなざし 水本博之著. 従軍日記・遺書に見る日本兵の死生観 一ノ瀬俊也著. 佐藤冨五郎、39年の生涯. 佐藤冨五郎日記 佐藤冨五郎著. 「佐藤冨五郎日記」を映し出す 三上喜孝著. 誰が海を閉じたのか? グレッグ・ドボルザーク著 新井隆訳 西野亮太訳. マーシャル諸島の民からみつめる戦争・核・環境 竹峰誠一郎著. 日本と南洋 寺尾紗穂著. 映画的歴史実践 三上喜孝述
内容紹介 佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。「70年以上前に・南洋で・餓死した」日本人といまをつなぐ、「想像力」の歴史社会学。
要旨 “70年以上前に・南洋で・餓死した”日本人といまをつなぐ、“想像力”の歴史社会学。
目次 巻頭特別インタビュー 名もなき人びとへの想像力―平和のための芸術(大林宣彦);第1章 冨五郎をめぐる歴史―近代日本と南洋群島;第2章 南洋と日本をつなぐ―日記解読のはじまり;第3章 冨五郎日記に導かれて―わたしの“タリナイ”;第4章 ドキュメンタリー映画『タリナイ』誕生;第5章 兵士としての冨五郎の心理―従軍日記・遺書に見る日本兵の死生観;第6章 冨五郎日記を体験する―佐藤冨五郎、三九年の生涯;第7章 古代史と現代史をつなぐ‐日記解読のおわり―「佐藤冨五郎日記」を映し出す‐赤外線観察を通じて考えたこと;第8章 マーシャルをめぐる世界と私(誰が海を閉じたのか?―日米間における記憶喪失の群島;マーシャル諸島の民からみつめる戦争・核・環境―第二次世界大戦と「その後」);第9章 歴史をつないでいく意志―日本と南洋‐餓死した兵士の声を伝える
ISBN(13)、ISBN 978-4-909710-04-8   4-909710-04-3
書誌番号 1113611347
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113611347

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