現代アメリカにおける肥満問題と生の多様性 --
碇陽子 /著   -- 明石書店 -- 2018.7 -- 22cm -- 299p

資料詳細

タイトル 「ファット」の民族誌
副書名 現代アメリカにおける肥満問題と生の多様性
著者名等 碇陽子 /著  
出版 明石書店 2018.7
大きさ等 22cm 299p
分類 498.0253
件名 公衆衛生-アメリカ合衆国 , 肥満症 , 社会的差別-アメリカ合衆国 , 社会運動-アメリカ合衆国
注記 文献あり
著者紹介 1977年福岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、明治大学政治経済学部専任講師。専門は文化人類学。主な論文に「アメリカのファット・アクセプタンス運動から『肥満問題』を見る」『社会問題と出会う』(第7章、共編著、古今書院、2017年)、「オルタナティブな世界の構築――アメリカ合衆国のファット・アクセプタンス運動を事例に」『リスクの人類学――不確実な世界を生きる』(第11章、共編著、世界思想社、2014年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代アメリカの「ファット/肥満」の民族誌に向けて. 集合のリアリティ・個のリアリティ. 空転するカテゴリー. ファット・アクセプタンス運動の展開に見る「ファット」カテゴリーの特殊性. ファット・アクセプタンス運動とフェミニズムの「ぎこちない」関係. 「ファット」であることを学ぶ. ファット・アクセプタンス運動による対抗的な〈世界〉の制作. 多様性のために
内容紹介 肥満の増加が社会問題となっているアメリカ。「肥満=悪」という反肥満イデオロギーが叫ばれるが、一体「太っている」とは誰のことを指し、それが意味するものは何なのか。気鋭の文化人類学者が肥満をめぐる問題から人間の多様なあり方を考える。
目次 現代アメリカの「ファット/肥満」の民族誌に向けて;第1部 肥満・リスク・制度(集合のリアリティ・個のリアリティ―アメリカの「小児肥満問題」から考えるリスクと個人;空転するカテゴリー―福祉・公衆衛生政策から見る「貧困の肥満化」);第2部 ファット・社会運動・科学(ファット・アクセプタンス運動の展開に見る「ファット」カテゴリーの特殊性;ファット・アクセプタンス運動とフェミニズムの「ぎこちない」関係―ファットである自己、女である自己、その自己規定の困難;「ファット」であることを学ぶ―情動的関係から生まれる共同性;ファット・アクセプタンス運動による対抗的な“世界”の制作);多様性のために
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-4704-2   4-7503-4704-3
書誌番号 1113611698

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