研究叢書 --
吉野政治 /著   -- 和泉書院 -- 2018.7 -- 22cm -- 452p

資料詳細

タイトル 日本鉱物文化語彙攷
シリーズ名 研究叢書
著者名等 吉野政治 /著  
出版 和泉書院 2018.7
大きさ等 22cm 452p
分類 459
件名 鉱物-名彙 , 日本語-語彙-歴史 , 鉱物-文学上
著者紹介 1949年 福岡県に生まれる。1975年 同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。現在 同志社女子大学(表象文化学部)特任教授、一般財団法人新村出記念財団理事 博士(文学)。主要著書『古代の基礎的認識語と敬語の研究』(和泉書院、2005年)、『日本植物文化語彙攷』(和泉書院、2014年)、『蘭書訳述語攷叢』(和泉書院、2015年)、『漢字の復権』(日中出版、1988年)、『「天道溯原」を読む』(共編著、かもがわ出版、1996年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本の鉱物観の重層. さざれ石のいはほとなりて. ものを言う石. 木石心なしとは申せども. 明恵上人の砂. 沼名河の底なる玉. 『和名類聚抄』の「玉類」項について. 玉冠の色玉. 江戸時代の石の文化の諸相. 蘭学における西洋鉱物学の紹介. 「金石」から「鉱物」へ. 「金類」から「金属」へ. 日本の鉱物名の重層. むかしのたゞしき名. 江戸時代後期の金石和名. 明治期の術語名の模索. 現在までの術語名の変遷. 風信子. 翡翠. 金剛石. 水晶
要旨 我々は鉱物を無機物とする現代社会に生きながら、各地に残る石の俗信に懐かしさを抱き、生長する石の永遠性を言祝ぐ古歌を国歌とし、盆石や石庭などを日本文化の精神性を表わすものとして世界に紹介さえしている。本書では、砂石や岩石、玉石と多様なかかわりを持ち、重層する鉱物観を持つに至った日本文化をたどり、その豊かさと特質を考える。
目次 前篇 日本の鉱物観(日本の鉱物観の重層;日本の岩石観;日本の玉観;江戸時代の石の文化の諸相―『雲根志』の世界;西洋の鉱物観の受容);後篇 日本の鉱物名(日本の鉱物名の重層;和名;学術名;語誌数題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0881-8   4-7576-0881-0
書誌番号 1113612163

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 459 一般書 利用可 - 2063512292 iLisvirtual