天才の人類史 -- 講談社選書メチエ --
渡辺哲夫 /著   -- 講談社 -- 2018.8 -- 19cm -- 325p

資料詳細

タイトル 創造の星
副書名 天才の人類史
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 渡辺哲夫 /著  
出版 講談社 2018.8
大きさ等 19cm 325p
分類 230.5
件名 ヨーロッパ-文化-歴史-近代 , 天才
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年、茨城県生まれ。東北大学医学部卒業(医学博士)。都立松沢病院、東京医科歯科大学、栗田病院、稲城台病院などを経て、現在、いずみ病院(沖縄県うるま市)勤務。専門は、精神病理学。主な著書に『シュレーバー』(筑摩書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『魔女の槌』なる書物が出現して「魔女狩り」の焔が点火される15世紀から、ナチスの狂乱が演じられる20世紀まで。大地を揺るがしつつ展開された天才たちによる創造の精神史。
要旨 ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”とエラスムスの『痴愚神礼讃』を生んだ一六世紀はヨーロッパに「魔女狩り」の嵐が吹き荒れた時代だった。その嵐の中に出現した、理性を完璧なまでに超越したものを夢見る「非理性的創造者」としての天才たちの系譜は、以降、五〇〇年にわたって世界を翻弄し続けていく―。スウェーデンボルグ、モーツァルトからベートーヴェンを経てヴァーグナー、ニーチェ、そしてドストエフスキーに至るまで、第一級の精神科医が完成させた唯一無二の思想劇が、ここに幕を開く。
目次 第1章 魔術と科学のあいだの揺動:15~17世紀(ルネサンスの創造的非理性―エラスムスが見た「理性=狂気」の光景;魔女狩り―ルネサンス裏面の暗黒、あるいは『魔女の槌』の出現 ほか);第2章 非理性の噴出:18世紀(スウェーデンボルグ問題;無意識の発見―メスメルとピュイゼギュールをめぐる人々 ほか);第3章 アポロンとディオニュソスの相剋:19世紀(“第九”以後に創造すること;ロマン主義芸術のラプトゥスに襲われた世代 ほか);第4章 非理性の稲妻:20世紀への架橋(ニーチェの場合;いかなる「病気」がニーチェを創造者にし、そして破壊したのか ほか);第5章 人類のゆくえ:20世紀以降(『自我とエス』―創造する連帯の基礎づけ;創造する連帯の舞台としての“エス” ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-512668-4   4-06-512668-1
書誌番号 1113614731
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113614731

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 230.5 一般書 利用可 - 2063306560 iLisvirtual
金沢 公開 Map 230 一般書 利用可 - 2063962778 iLisvirtual