新しい「比較文明史」のスケッチ --
鈴木董 /著   -- 山川出版社 -- 2018.8 -- 21cm -- 387p

資料詳細

タイトル 文字と組織の世界史
副書名 新しい「比較文明史」のスケッチ
著者名等 鈴木董 /著  
出版 山川出版社 2018.8
大きさ等 21cm 387p
分類 204
件名 文化-歴史 , 文字-歴史 , 社会組織-歴史
著者紹介 1947年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。専攻はオスマン帝国史だが比較史・比較文化にも深い関心を持つ。83年より東京大学東洋文化研究所助教授、91年より同教授、2012年より東京大学名誉教授。トルコ歴史学協会名誉会員。著書に『オスマン帝国の権力とエリート』(東京大学出版会)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中国・インドが近未来の2大経済大国となりつつある今、世界は「西欧の世紀」から再び「アジアの世紀」を迎えるのか?諸文明を「文字世界」として可視化し、歴史上の巨大帝国を「支配組織」の比較優位で捉え直す「比較文明史」の試み。
要旨 中国・インドが近未来の2大経済大国となりつつある今、世界は「西欧の世紀」から再び「アジアの世紀」を迎えるのか?この事態を読み解くための、新しい「文明史観」がここに登場!諸文明を「文字世界」として可視化し、歴史上の巨大帝国を「支配組織」の比較優位で捉え直す、トインビー、マクニールを越える「比較文明史」の試み。
目次 「文明」と「文化」、そして「文字」とは―「文字世界」として「文明」を可視化する;文明としての「文字」と「組織」の出現;四大文明の形成1 メソポタミアとエジプト―人類最初の「文字世界」、「楔形文字世界」と「ヒエログリフ世界」;四大文明の形成2 ヒンドゥー世界の拡大、唐朝「支配組織」の比較優位―「インダス文字・梵字世界」と「漢字世界」の発展;「西欧・東欧の源流」としてのギリシア・ローマ世界―地中海「ギリシア・ラテン文字世界」の誕生;イスラムの出現と「アラブの大征服」―新たな「アラビア文字世界」の登場;イスラム世界の「支配組織」と異文化共存システム―「アラビア文字世界」はなぜ拡大し定着したか;現代に続く「五大文字世界」の定着から「モンゴルの大征服」の衝撃へ―新たなイスラム世界の拡大と西欧キリスト教世界の対外進出;アジアの圧倒的比較優位の時代―「漢字世界」と「アラビア文字世界」の諸帝国;「大航海」時代と西欧による異文化世界への進出―「ラテン文字世界」による「グローバル・ネットワーク」の形成〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-15058-4   4-634-15058-1
書誌番号 1113619457

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 204 一般書 利用可 - 2063382143 iLisvirtual
磯子 公開 204 一般書 貸出中 - 2075444616 iLisvirtual
公開 204 一般書 予約受取待 - 2063869620 iLisvirtual