集英社新書 --
三田誠広 /著   -- 集英社 -- 2018.9 -- 18cm -- 215p

資料詳細

タイトル 源氏物語を反体制文学として読んでみる
シリーズ名 集英社新書
著者名等 三田誠広 /著  
出版 集英社 2018.9
大きさ等 18cm 215p
分類 913.36
件名 源氏物語 , 文学と政治-日本-歴史-平安時代
個人件名 紫式部
注記 文献あり
著者紹介 作家。1948年生まれ。早稲田大学文学部卒業。1977年『僕って何』で芥川賞受賞。早稲田大学文学部客員教授を経て、武蔵野大学文学部教授。日本文藝家協会副理事長。著書に『マルクスの逆襲』(集英社新書)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『源氏物語』は天皇親政の時代を舞台とし、「源」という元皇族が活躍する物語。摂関政治を否定するという、その時代の「反体制文学」として大ヒットしたのはなぜか。独自の視点で描く『源氏物語』論。
要旨 紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代は、摂関政治(天皇に嫁いだ娘が男児を産むことで外戚として権力を得る)の全盛期にあった。しかし『源氏物語』は天皇親政の時代を舞台とし、「源」という元皇族が活躍するストーリーだ。摂関政治をあえて否定するという、いわばその時代の「反体制文学」として『源氏物語』は大ベストセラーとなり、多くの読者の支持を得た。なぜ紫式部はそのような果敢な挑戦をしたのか。紫式部が時代をどう感じ、またどのようなモチベーションで物語を綴ったのか。独自の視点で鮮やかに描く、新しい『源氏物語』論。
目次 まえがき―『源氏物語』の謎;第1章 紫式部と『源氏物語』;第2章 源氏一族の悲劇;第3章 摂関家の権威と専横;第4章 紫式部の出自と青春時代;第5章 紫式部の恋と野望;第6章 摂関政治の終焉
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-721050-7   4-08-721050-2
書誌番号 1113622816
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113622816

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公開 913.3 一般書 回送中 - 2063452656 iLisvirtual