自由党系の国家構想と党史編纂 --
中元崇智 /著   -- 吉川弘文館 -- 2018.10 -- 22cm -- 293,5p

資料詳細

タイトル 明治期の立憲政治と政党
副書名 自由党系の国家構想と党史編纂
著者名等 中元崇智 /著  
出版 吉川弘文館 2018.10
大きさ等 22cm 293,5p
分類 312.1
件名 日本-政治-歴史-明治時代 , 自由党
注記 索引あり
著者紹介 1978年:兵庫県に生まれる。2000年:立命館大学文学部史学科卒業。2007年:名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在:中京大学文学部歴史文化学科准教授。主要論文:「日清戦争後における経済構想―金子堅太郎の『工業立国構想』と外資輸入論の展開―」(『史林』91-3,2008年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:課題と方法. 板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開. 栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画. 栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」. 隈板内閣前後における経済政策の展開. 板垣退助の政界引退と『自由党史』. 日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』. 『自由党史』の編纂方針と記述の変容. 土佐派の「明治維新観」形成と『自由党史』. 光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立. 板垣退助岐阜遭難事件の伝説化. 総括と展望
内容紹介 藩閥政府と政党の提携に尽力した自由党系土佐派。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。
要旨 帝国議会の開設後、対立と妥協を繰り返した藩閥政府と政党は、ついに手を結んだ。その発端となったのが、板垣退助率いる自由党系土佐派であった。彼らは、非議員の板垣を党首に据えながら、いかに政党を運営して国家構想や経済政策を提起し、またどのような歴史観で党史を編纂して自己を位置づけたのか。模索期の立憲政治を政党の視点から考察する。
目次 課題と方法;第1部 自由党系土佐派の国家構想と経済政策(板垣退助の天皇・華族観と政党指導の展開;栗原亮一と旧自由党系のアジア貿易計画;栗原亮一と自由党土佐派の「通商国家構想」;隈板内閣前後における経済政策の展開―自由党系土佐派の外資輸入論を中心に);第2部 『自由党史』の成立過程と歴史観(板垣退助の政界引退と『自由党史』;日露戦後における激化事件顕彰運動と『自由党史』;『自由党史』の編纂方針と記述の変容;土佐派「明治維新観」形成と『自由党史』―西郷隆盛・江藤新平像の形成過程を中心に;光永眠雷「西郷隆盛肖像」の成立;板垣退助岐阜遭難事件の伝説化―『自由党史』における記述の成立過程を中心に);総括と展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03878-2   4-642-03878-7
書誌番号 1113626159
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113626159

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