日記「玉葉」が捉えた鎌倉幕府の展開と、悲劇の武士たち --
安達史人 /著   -- 批評社 -- 2018.9 -- 19cm -- 381p

資料詳細

タイトル 東国武士政権
副書名 日記「玉葉」が捉えた鎌倉幕府の展開と、悲劇の武士たち
著者名等 安達史人 /著  
出版 批評社 2018.9
大きさ等 19cm 381p
分類 210.42
件名 日本-歴史-鎌倉時代 , 武士-関東地方-歴史 , 玉葉
個人件名 九条 兼実
注記 文献あり
著者紹介 1943年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。木の聲舎代表(「游魚」編集・発行人)。もと武蔵野美術大学講師。季刊「武蔵野美術」編集主幹・アートディレクター。著書に『神々の悲劇――ギリシア神話世界の光と影』北宋社ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「鎌倉幕府」はだれが作ったのか?伊豆の流人であった源頼朝を将軍として、東国の豪族武士たちが結集し、東国政権を構築したという「日本史的常識」はそのまま容認していいのか。九条兼実の日記「玉葉」を解読、分析することで「歴史的史実」を明らかにする。
要旨 平治の乱で敗者となり、伊豆の流人であった源頼朝を将軍として、東国の豪族武士たちが結集し、東国政権を構築したという「日本史的常識」はそのまま容認していいのだろうか。関東武士の多くが平氏であり、源氏の、嫡流とはいえ頼朝を担いで反平氏的イデオロギーを実践したという伝承を、同時代の貴族政治家、九条兼実の日記「玉葉」を解読、分析することで「歴史的史実」を明らかにする!
目次 第1部 東国武士集団の活動の史実を追って…(以仁王の令旨と謀反人頼朝登場と;「謀反人」とは、国家への反逆者あるいは批判者であったのだ;関東に反逆の聞こえあり ほか);第2部 源頼朝と木曽義仲の確執(なぜ、功労者義仲への「田舎者」的誹謗の物語が生まれたのか;頼朝は、日本国の覇者になろうと欲望したか?;逃亡する平家一族。海上を浮遊する日々 ほか);第3部 源義経、その悲劇の開始と不幸な終焉(義経の屋島の戦いと壇ノ浦の戦い;戦後処理始まる。勝者頼朝と敗者平家一族への賞と罰;突如始まった義経の悲劇、頼朝はなぜ義経を排除したのか? ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8265-0685-4   4-8265-0685-6
書誌番号 1113626647
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113626647

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