自立と依存の性風俗 -- ちくま新書 --
坂爪真吾 /著   -- 筑摩書房 -- 2018.10 -- 18cm -- 283p

資料詳細

タイトル 「身体(からだ)を売る彼女たち」の事情
副書名 自立と依存の性風俗
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 坂爪真吾 /著  
出版 筑摩書房 2018.10
大きさ等 18cm 283p
分類 367.9
件名 性風俗-日本 , 性風俗業-日本
著者紹介 1981年新潟市生まれ。東京大学文学部卒。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。著書に『性風俗のいびつな現場』『男子の貞操』(ちくま新書)『はじめての不倫学』(光文社新書)『見えない買春の現場』(ベスト新書)『セックスと障害者』(イースト新書)他多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 なぜ彼女たちはデリヘルやJKリフレで働くのか?そこまでお金が必要なのか?一度入ると抜け出しにくいグレーな業界の生の声を集め、構造を解き明かす。
要旨 なぜ彼女たちは、JKリフレやデリヘルで働くのだろうか?風俗で働く女性のための生活・法律相談窓口「風テラス」に寄せられる彼女たちの悩みは背景には、若者の貧困、DVや虐待などの家庭問題、ワーキングプア、見えづらい障害や病気など、複雑な社会課題が絡み合っている。そうした課題を解決するために彼女たちが選んだJKリフレやデリヘルの世界には、一度足を踏み入れると抜け出しにくい構造がある。自助と公助の狭間に落ち込んでしまった彼女たちが集う「いびつな共助」としての性風俗の世界を描き出し、自己責任論と感情論に満ちた社会に風穴をあける一冊。
目次 第1章 「JKリフレ」という駆け引きの世界(「いくらで」「どこまで」やるかは、私が決める;「少女」と「大人」の狭間にある金脈 ほか);第2章 「風俗嬢」はこうして生まれる(生活保護はデリヘルに勝てない?;家族から逃れるために ほか);第3章 デリヘルの居心地がよい理由(彼女たちを守る「見えない」事務所;「助け合い」の果てに);第4章 性風俗で働くことの本当の怖さ(共助の中で生みだされる落とし穴;自分も外の世界も透明になる;「すべて現金化できる」という魔力;消えない過去から逃げられない ほか);第5章 ライ麦畑のサバイバル・ガイド
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07181-1   4-480-07181-4
書誌番号 1113629158

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港北 公開 Map 367.9 一般書 利用可 - 2063948414 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 367.9 一般書 利用可 - 2063600256 iLisvirtual