遺骨に刻まれた植民地主義 --
松島泰勝 /著   -- 岩波書店 -- 2018.10 -- 20cm -- 264,16p

資料詳細

タイトル 琉球奪われた骨
副書名 遺骨に刻まれた植民地主義
著者名等 松島泰勝 /著  
出版 岩波書店 2018.10
大きさ等 20cm 264,16p
分類 316.81
件名 民族問題-日本 , 沖縄問題 ,
著者紹介 1963年,石垣島生まれ.龍谷大学経済学部国際経済学科教授.専門は地域経済論,経済史,経済政策.博士(経済学,早稲田大学).那覇高校卒業後,早稲田大学政治経済学部経済学科卒業.早稲田大学大学院経済学研究科博士課程履修単位取得.在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館,在パラオ日本国大使館の専門調査員等を経て現職.著書に『沖縄島嶼経済史』(藤原書店)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1920年代、京都帝国大学助教授の金関丈夫が琉球人遺骨を盗掘し、現在も京都大学に26体分、台湾大学に63体分の遺骨が保管されている。遺骨の苦難を辿り、「学知の植民地主義」と、現在も再生産される差別と偏見、支配と暴力の構造を明らかにする。
要旨 一九二〇年代、京都帝国大学助教授の金関丈夫が琉球人遺骨を盗掘し、現在も、京都大学に二六体分、台湾大学に六三体分の遺骨が保管されている。本書は、帝国日本に奪われた琉球人遺骨の苦難をたどることで、日本の大学や博物館の「学知による植民地主義」を歴史的に検証し、現在も再生産される差別と偏見、支配と暴力の構造を明らかにする。そして、アイヌ、台湾原住民族ほか、世界の先住民族の場合とも比較しながら、民族の自己決定権行使としての遺骨返還運動の意義を論じる。
目次 序章 帝国日本の骨―琉球、台湾、アイヌコタン;第1章 盗掘された琉球人遺骨―京都帝国大学の「犯罪」;第2章 学知の植民地主義―琉球人遺骨と大学・博物館の問題;第3章 アメリカと大英帝国旧植民地から―世界の先住民族による遺骨返還運動;第4章 アイヌの骨―学問の暴力への抵抗;第5章 自己決定権としての遺骨返還;終章 生死を超えた植民地支配
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025579-0   4-00-025579-7
書誌番号 1113630497
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113630497

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